クリスティー文庫22 中村能三訳 2003年
- ホロー荘の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
- ¥972
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【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘンリー・アンカテル卿】行政官。ホロー荘に住む。
【ルーシー・アンカテル】ヘンリーの妻。活動的で心優しい女性。マイペースで天真爛漫。60歳すぎ。青い目。
-- ホロー荘の使用人 --
【ガジョン】執事。白髪頭。
【シモンズ】メイド。
【ミセス・メドウェイ】コック。
【ドリス・エモット】台所メイド。
【ミアーズ】庭師のおかみ。
【ミッジ・ハードカースル】ルーシーの従妹。黒い髪、黒い眼。角ばった顎、意志の強そうな口もと。
【ヘンリエッタ・サヴァナク】ルーシーの従妹。彫刻家。枯葉色の髪をした背の高い女。聡明で機転が効く。
【エドワード・アンカテル】内気で皮肉屋の青年。背が高く、痩せぎす。エインズウィックに住む。
【デイヴィッド・アンカテル】オックスフォード大学を出たばかりの青年。
【ジョン・クリストウ】ハーリー街の医者。金髪、青い目。40歳。
【ガーダ・クリストウ】ジョンの妻。要領の悪い女性。
【テレンス】クリストウ夫妻の息子。12歳。そばかすだらけの角ばった顔。化学に興味を持っている。
【ジーナ】クリストウ夫妻の娘。9歳。
【リュイス】クリストウ家のお手伝い。
【ジェーン】クリストウ家のお手伝い。
【コリー】クリストウ家の使用人。
【ニコルソン・マイナー】テレンスの友人。
【ヴェロニカ・クレイ】映画女優。ジョンのかつての恋人。プラチナ色の髪、青い目。ダヴコート荘で週末を過ごしている。
【エルシー・パターソン】ガーダの姉。
【ベリル・コリンズ】ジョンの秘書。黒い髪、灰色の眼。
【クラブトリー】ジョンが診ている聖クリストファー病院の患者。辛抱強い老婆。
【ラドレイ】医者。ジョンの研究仲間。
【ニール】ジョンの研究仲間。
【スコーベル】医学書の著者。
【フォレスター夫人】ジョンの患者。パーク・レイン・コートの邸宅に住む金持ち。
【ピアストック】ジョンのかつての患者。トットナムに住む老婆。
【ドリス・サンダーズ】ヘンリエッタのモデルをした女性。
【マダム・アルフリージ】ミッジの勤務先の店主。肉のふとい鼻、赤褐色の髪。
【アルバート】ヘンリエッタが車の整備を任せている男。
【ミセス・ボンディ】エインズウィックの家政婦。
【エルダートン】脚本家。
【ケアリー】ルーシーの友人。
【ホープ=レミントン】アテネのイギリス大使。
【ヴィクトル】ベルギー人の庭師。ポアロの別荘、レストヘイヴンにいる。
【フランソアズ】ヴィクトルの妻。
【グレンジ】警部。大柄でがっしりした体格。だらりとさがった口髭をはやしている。
【テディ】グレンジの息子。
【クラーク】部長刑事。
【クームズ】部長刑事。
《バグダッドの事件とは?》
アガサ・クリスティの著書でバグダッドと言えば
「バグダッドの秘密」だが、そこではポアロは登場していない。
「オリエント急行の殺人」では、ポアロはバグダッド発の列車に、途中駅であるシリアのアレッポから乗車している。そこに関連しているのかどうかは分からない。
p19 ルーシー
「バクダッドでなにか事件を解決したことがあるのよ。」
p166
彼(ポアロ)は、バグダッドにいた頃から、アンカテル夫妻、とくに夫人に対して好感を抱いていた。
《献示》
ラリーとダネー