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リスタデール卿の謎 The Listerdale Mystery (1934)

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クリスティー文庫56 田村隆一訳 2003年

リスタデール卿の謎 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥907
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■リスタデール卿の謎 The Listerdale Mystery

【セント・ヴィンセント夫人】未亡人。
【バーバラ・セント・ヴィンセント】夫人の娘。とても美しく、瞳は黒。
【ルパート】夫人の息子。バーバラの弟。
【エイミー】バーバラのいとこ。
【ジム・マスタートン】バーバラの恋人。
【クウェンティン】チェヴィオット街七番地の屋敷の執事。白髪でちょっぴり頬ひげを生やしている。
【リスタデール卿】チェヴィオット街七番地の持ち主。
【カーファックス大尉】リスタデール卿のいとこ。
【アンダーソン】ルパートの友人。
【サミュエル・ロウ】庭師の下働き。

■ナイチンゲール荘 Philomel Cottage

【アリクス・マーティン(キング)】栗色の髪。速記者として15年間働いていた。
【ディック・ウィンディーフォード】アリクスの同僚で元恋人。
【ジェラルド・マーティン】アリクスの夫。40歳。
【ジョージ】庭師。
【エイムズ】ナイチンゲール荘の前の持ち主。
【チャールズ・ルメートル】詐欺師。

■車中の娘 The Girl in the Train

【ジョージ・ローランド】人なつっこそうな顔の青年。
【ウィリアム・ローランド】ジョージの伯父。
【ロジャーズ】ジョージの執事。
【エリザベス】美しい娘。
【マルデンベルグ】黒ひげの男。
【ベティー・ブライトアイズ】黒ひげの男の仲間。
【ジャロルド】赤毛で口ひげをたくわえ、いかにも競馬狂らしい身なりをした小柄な男。
【ストルム】銀髪の尊大な態度の男。
【カール】背が高く、にきび面の若者。金髪でゲルマン系の顔立ち。
【ローランド・ゲイ】イギリス大使館の書記官。
【アクアミンスター侯爵】ローランド・ゲイの父。
【アナスタシア】カトニア国の皇女。
【オスリック】アナスタシアの伯父。

■六ペンスのうた Sing a Song of Sixpence

【エドワード・パリサー】王室勅選弁護士。犯罪関係の書物の収集家。
【エセル】エドワードの姪。
【マグダレン・ヴォーン】背の高い黒髪の30歳ぐらいの婦人。
【マシュー】マグダレンの双子の兄。背の高い黒髪の青年。
【ウィリアム・クラブトリー】リリーの甥。物静かな男。50歳ぐらい。丈夫そうな体格でやや猫背。
【エミリー】ウィリアムの妻。金髪の小柄な女性。
【リリー・クラブトリー】マグダレンの大叔母。
【マーサ】メイド。油断のない目付きをした小柄な老女。
【ルーシー】リリーのいとこ。

■エドワード・ロビンソンは男なのだ The Manhood of Edward Robinson

【エドワード・ロビンソン】事務員。
【モード】エドワードの婚約者。しっかり者。
【ノーリーン・エリオット】黒い髪、赤い唇の美女。
【ジェラルド・シャンプニーズ】ノーリーンの仲間。
【エドワード】ジェラルドの兄弟。
【ジミー】ノーリーンの仲間。
【アグネス・ラリラ】ネックレスの持ち主。
【ジェイムズ・フォリオット】ノーリーンの婚約者。

■事故 Accident

【ヘイドック】老船長。
【エヴァンズ】元犯罪捜査部の警部。
【アントニー夫人】9年前に裁判で無罪判決を受けた夫人。
【マーガレット・メロウディーン】広いすっきりとした額、美しい茶色の目の婦人。髪を中心で分けて両耳の上で輪にして止めている。
【ジョージ・メロウディーン】メロウディーン夫人の夫。小柄な元大学教授の化学者。
【メアリー】メロウディーン夫妻の使用人。
【ザラ】占い師。

■ジェインの求職 Jane in Search of a Job

【ジェイン・クリーヴランド】26歳、ダーク・ブルーの目、金髪の娘。
【クラーニン】異国風の濃い口ひげをたくわえた目付きの鋭い中年の男。
【ポーリン皇女】オストローヴァの皇女。
【ストレプティッチ伯爵(フョードル・アレクサンドロヴィッチ)】美しいひげをたくわえた長身の痩せた男。
【アンナ・ミカエロヴナ(ポポレンスキー公爵婦人)】背の低い中年女、でっぷり太った醜い女。
【アンチェスター伯爵夫人】ポーリンの知り合い。バザーの発起人。
【?】そばかすがある青年。
【ファーレル】警部。背の高いきまじめな顔をした男。

■日曜日にはくだものを A Fruitful Sunday

【ドロシー・プラット(ジェイン)】小間使い。
【マッケンジー・ジョーンズ】ドロシーの主人。
【エドワード・パルグローブ(テッド)】ドロシーの恋人。

■イーストウッド君の冒険 Mr Eastwood's Adventure

【アントニー・イーストウッド】 推理小説作家。
【カルメン・フェラレス】異国風の白い肌の女性。
【ボリス】アンナの敵。
【コンラッド・フレックマン】殺人の容疑者。
【アンナ・ローゼンバーグ】殺された女。ドイツ系ユダヤ人。
【ジョー・ベロール】警部。
【カーター】部長刑事。
【ロジャーズ】アントニーの住むブランデンバーグ・マンションの門番。
【シーマーク】アントニーの使用人。
【ドン・フェルナンド・フェラレス】スペインから来た政治亡命者。カルメンの父親。
【ドライバー】警部。


■黄金の玉 The Golden Ball

【ジョージ・ダンダス】伯父の会社「レッドベター&ギリング社」で働く若者。
【エフレム・レッドベター】ジョージの伯父。
【メアリー・モントレッサー】社交界の花形の美人。
【エッジヒル公爵(ビンゴ)】メアリーの婚約者。
【ベラ】ルーブの妻。
【ルーブ・ウォーレス】ブルドッグのような顔の大男。

■ラジャのエメラルド The Rajah's Emerald

【ジェイムズ・ボンド】若者。
【グレイス】ジェイムズの恋人。ハイ・ストリートにあるバートルズ商会の婦人装身具売場に勤めている。
【クロード・ソップワース】グレイスの友人。
【クララ・ソップワース】クロードの姉妹。
【アリス・ソップワース】クロードの姉妹。
【ドロシー・ソップワース】クロードの姉妹。
【エドワード・キャンピオン卿】スポーツマン。40歳ぐらいの背の高い男。
【?】インド、マラパトナのラジャ(王族)。
【パッグ】海岸の着替え小屋「モン・デジール」の関係者。
【ワッグル】「モン・デジール」の関係者。
【メリリーズ】スコットランド・ヤードの警部。
【ジョーンズ】キャンピオン卿の使用人。

■白鳥の歌 Swan Song

【ポーラ・ナツォルコッフ】有名なオペラ歌手。背が高く、歌手としてはそれほど太っていない。
【コウアン】マダム・ナツォルコッフのマネージャー。長身で、立派な体格。黒い髪で、ひげをきれいにそっている。
【ベラ・リード】マダム・ナツォルコッフの秘書。見るからに有能そうな顔色の悪い娘。
【エリーズ】マダム・ナツォルコッフの付き人。フランス人。
【ロスカーリ】歌手。
【エミール・リピ】歌手。
【ヘンスデール】歌手。アメリカ人のテナー。
【バレール】歌手。
【ラストンベリー夫人】ラストンベリー卿の妻。
【ラストンベリー卿】ハートフォードシャーのラストンベリー城に住む伯爵。体格のいい大男。
【ジェリッツァ】歌手。
【ロスカーリ】イタリア人の有名なバリトン歌手。
【サミュエル・リッジ】イギリスで最も有名な指揮者の一人。
【エドアール・ブレオン】フランス人のバリトン歌手。
【ビアンカ・カペリ】歌手。
【ブランシュ・アメリー】ラストンベリー夫人の24歳になる娘。
【ドナルド・カルソープ卿】高名な内科医。
【ルコメール卿】ラストンベリー夫人の客。

パーカー・パイン登場 Parker Pyne Investigates (1934)

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クリスティー文庫57 乾信一郎訳 2004年

パーカー・パイン登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥734
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【パーカー・パイン】大きな体に、形の良いはげ頭、きつい眼鏡、輝く小さな目。安心感を与える雰囲気。
【ミス・レモン】眼鏡をかけたいかめしい顔つきの若い女性。
【クロード・ラトレル】30歳弱の黒い目の美男子。
【マドレーヌ・ド・サラ】黒い髪、長く黒い睫毛、ものうげな様子の非常に美しい女性。
【オリヴァ夫人】人気作家。

■中年婦人の事件 The Case of the Middle-Aged Wife

【ジョージ・パキントン】肥ってはげている男。
【マリア・パキントン】パキントンの妻。
【ナンシー】パキントン氏の勤務先にいるタイピスト。
【ハティ・ウェスト】カリフォルニアの“きゅうり王”の妻。

■退屈している軍人の事件 The Case of Discontented Soldier

【チャーリー・ウィルブラム少佐】東アフリカ帰りの退役軍人。
【フリーダ・クレグ】金髪、青い目、ちょっと顔色の青白いあまり背の高くない21,2歳の娘。事務員。
【ジョン・クレグ】フリーダの父。船長。
【リード】悪党。
【パーキンス夫人】フリーダの下宿にいる婦人。
【パーシー、ジェリー】黒人の男たち。
【ロリマー】若い俳優。
【ジョニー】少年。

■困り果てた婦人の事件 The Case of the Distressed Lady

【ダフネ・セント・ジョン】黒いウェーブの髪の若く美しい女性。
【ジェラルド】ダフネの夫。
【ドートハイマー(ルーベン卿)】
【ナオミ・ドートハイマー】ドートハイマーの妻。ダフネと同じ学校だった。
【マイケルとジュアニータ】ダンサー。
【ジュールズとサンチア】クロードとマドレーヌがダンサーとして名乗った名。
【アーネスティン・リチャーズ】ドートハイマー夫人の元秘書。

■不満な夫の事件 The Case of the Discontented Husband

【レジノルド(レジー)・ウェード】背が高く、横幅もある身体、優しそうか青い目、日に焼けた顔色。ひげを生やしている。スポーツ好きだが芸術関係が苦手。
【アイリス・ウェード】レジノルドの妻。35歳。
【マシントン夫人】アイリスの友人。
【シンクレア・ジョーダン】アイリスの恋人。

■サラリーマンの事件 The Case of the City Clerk

【ロバーツ】小柄ながっしりした体つきの48歳の男。
【メリー】ロバーツの妻。
【ルーカス・ボニントン】軍人らしい様子の紳士。牛のような鈍重な顔つき。
【ピーターフィールド】ボニントンの仲間。
【メイトランド、カースレーク、フーパー】ボニントンの仲間。
【ワシリービッチ】列車の中にいた男。
【オルガ皇女】美しい女性。
【ポール・ステパニー伯爵】背の高い老紳士。
【マギー・セイヤーズ】勤勉な家庭の四女。

■大金持ちの婦人の事件 The Case of the Rich Woman

【アミーリア・ライマー(ライマー夫人)】背の高い骨格のがっしりした女。不格好な体つきで髪は黒。農家出身の大金持ち。
【アブナー・ライマー】ライマー夫人の夫。製粉所の職人から大金持ちになった男。5年前に43歳で亡くなった。
【アントロバス博士】パイン氏の友人。
【コンスタンチン博士】浅黒い顔、黒くつりあがった目。
【ガードナー夫人】農家の小肥りの女。
【ガードナー】大柄な、むっつりしているが親切な男。
【ハンナ・ムアハウス】農家のお手伝い。
【ロバーツ夫人】ガードナー夫人の知り合い。
【ジョー・ウェルシュ】45歳の気さくな大柄の農業労働者。青い目。

■あなたは欲しいものをすべて手に入れましたか? Have You Got Everything You Want?

【エルシー・ジェフリーズ】カールした金髪の背の高い美しいアメリカ人。
【エドワード・ジェフリーズ】エルシーの夫。背が高く金髪で、丸いあごにくりくりした目をしている。
【スバイスカ夫人】スラブ系の婦人。
【ロシター夫人】西インド諸島でエドワードが会った婦人。

■バグダッドの門 The Gate of Baghdad

【ネッタ・プライス】バグダッドへの旅行者。若い女性。
【ミス・プライス】ネッタの叔母。
【オールアク】三人連れの空軍将校の一人。
【ロフタス】空軍軍医。物静かな顔つきの白髪混じりの男。
【ウィリアムソン】空軍将校。
【ヘンズリー】バグダッド市の土木建築課の職員。おとなしい男。
【スミザースト】ヘンズリーの同僚。金髪の青年。
【サミュエル・ロング】預り金を使い込んで逃げた金融業者。
【ポーリ】イタリア人。
【ペントミアン】アルメニア人の母と息子。

■シーラーズにある家 The House at Shiraz

【シュラーガル】飛行機のパイロット。金髪のドイツ人青年。濃い青い目に日焼けした顔。
【エスター・カー】シーラーズに住む女性。
【ミュリエル・キング】エスターの付き添い。
【ミシェルドバー卿】エスター・カーの父。大柄な金髪、陽気な青い目。
【ミシェルドバー卿夫人】エスター・カーの母。黒い髪にスミレ色の目。
【ヘスター・スタンホープ】変わり者の女性。
【バラム】以前の英国領事。

■高価な真珠 The Pearl of Price

【ケイレブ・P・ブランデル】でっぷり肥ったアメリカ人の事業家。
【ジム・ハースト】ブランデルの秘書。髪が黒く美男。
【ドナルド・マーベル卿】下院議員。
【カーパー博士】有名な初老の考古学者。
【デュボス】フランス人の大佐。
【キャロル・ブランデル】ブランデル氏の娘。
【アバス・エフェンディ】ガイド?

■ナイル河の殺人 Death on the Nile

【レディー・アリアドネ・グレイル】厚化粧で、いつもいらいらしている婦人。
【ジョージ・グレイル卿】レディー・グレイルの夫。准男爵。
【パメラ(パム)・グレイル】レディー・グレイルの姪。
【エルシー・マクノートン】レディー・グレイルの付き添い看護婦。35歳ぐらいの背の高い女性。黒い髪のおとなしい美人。
【バージル・ウェスト】ジョージ卿の秘書。
【モハメド】レディー・グレイたち一行のガイド。

■デルファイの神託 The Oracle at Delphi

【ウィラード・J・ピーターズ夫人】未亡人。
【ウィラード】ピーターズ夫人の知り合い18歳になる息子。古代ギリシャの芸術に興味を持つ。やせて、青白く、眼鏡をかけている。
【トムスン】丸々肥った中年紳士。
【ディミトリアス】手紙の差出人。
【アリストパウロス】宝石商。


杉の柩 Sad Cypress (1940)

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クリスティー文庫18 恩地三保子訳 2004年

杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥929
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【ローラ・ウエルマン】金持ちの未亡人。青い瞳、大柄な身体。ハンターベリイ邸に住む。
【ヘンリイ・ウエルマン】ローラの亡き夫。

【エリノア・キャサリーン・カーライル】ローラの姪。鮮やかな深い青の瞳、黒い髪。理性的で気配りのできる女性。
【ロデリック(ロディー)・ウエルマン】ローラの義理の甥。細い鼻、神経質な口もと。

【エマ・ビショップ】ウエルマン家の召使頭。堂々たる人物。
【アイリーン・オブライエン】看護婦。赤毛でそばかすだらけの元気のよさそうな顔。アイルランド人。
【ジェシー・ホプキンズ】看護婦。平凡な顔だちの中年女。てきぱきとした働き者。

【メアリイ・ジェラード】ウエルマン家の門番の娘。やわらかいウェーブの金髪。鮮やかな深い青の瞳。21歳。
【エフレイム・ジェラード】ウエルマン家の門番。背中の曲がった老人。
【イライザ・ジェラード】故、メアリイの母親。かつてウエルマン夫人の家事手伝いをしていた。
【メアリイ・ライレイ(ドレイパー)】ニュージーランドに住むイライザの妹。

【ホーリック】若い庭師。
【スティーブン】ホーリックを雇っていた人物。

【ピーター・ロード】医師。32歳の青年。砂色の髪、そばかすの多い不細工だが感じのいい顔。顎が角ばっている。明るい青の瞳。

【テッド・ビグランド】ガレージに勤める青年。
【ルファス・ビグランド】テッドの父親。
【ヘンダーソン】テッドの雇い主。

【ルイス・ライクロフト】ローラが持っている写真の人物。美男。
【ラタリー卿夫人】ルイスの姉。

【ジム・パーティングトン】ロディーの知人。
【ランサム】ピーター・ロードの前にローラを担当してた医者。
【スラタリイ】ランサムの家事手伝い。
【エドナ】ウェルマン家に牛乳を届けてくる女性。
【カルドコット】ホプキンズ看護婦が診ている老婦人。
【イライザ・ライキン】ホプキンズ看護婦か診ている患者。
【サマーヴェル少佐】下院議員。ハンターベリイ邸の購入希望者。
【ジョージ・カー】サマーヴェルの前任議員。保守党。
【アボット】乾物店の主人。
【ランバート】中学校の先生。
【パーキンソン、ネリイ、ビショップ夫人】メイドンスフォード村の住人。
【スティリングフリート】ピーター・ロードの知人。
【ランドルフ老大佐】ビショップ夫人の妹のかつての勤め先。
【デイカー老夫人】ビショップ夫人のかつての勤め先。
【エミリイ・ビッグズ】メアリイの遺言の証人。
【ロージャー・ウエイド】メアリイの遺言の証人。
【アルフレッド・ジェイムス・ワーグレイヴ】バラ作り。
【ジェイムズ・アーサー・リトルデイル】薬剤卸店ジェキンス・アンド・ヘイルで働いている薬剤師。
【アメリア・メアリイ・シドレイ】メアリイ・ライレイの知人。
【エドワード・ジョーン・マーシャル】メアリイ・ライレイの知人。

【エドマンド・セドン】セドン、ブレイザーウィック・アンド・セドン法律事務所の弁護士。ウェルマン家の顧問弁護士。

【マーズデン】警部。
【ブリル】警部。
【アラン・ガルシア】分析学者。
【エドウィン・ブルマー卿】弁護士。
【サミュエル・アテンブリイ卿】検事。
【ベディングフェルド】裁判長。

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

《この事件についての作品があるかどうかはまだ不明》
p169
ピーター・ロード「ムッシュー・ポアロ、あなただけが頼みの綱です。スティリングフリートからあなたのことをうかがってました。ベネディクト・ファーレイ事件の件を、誰もかれもが自殺で片づけていたのを、あなたが他殺だと証明したという話ですが」

《献示》
ピーターとペギー・マクラウド


ねじれた家 Crooked House (1949)

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クリスティー文庫87 田村隆一訳 2004年

ねじれた家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥864
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【チャールズ・ヘイワード】外交官。茶色の髪、茶色の目。35歳。
【ヘイワード】チャールズの父。ロンドン警視庁の副総監。

【ソフィア・レオニデス】チャールズの恋人。外務省の出先機関の役人。黒い巻き毛、青い目。

【アリスタイド・レオニデス】ソフィアの祖父。大富豪。87歳。スミルナ生まれのギリシャ人。スウィンリ・ディーンのスリー・ゲイブルズに住む。
【ブレンダ・レオニデス】アリスタイドの後妻。34歳。おとなしい美しさの顔、茶色の髪。

【ロジャー・レオニデス】アリスタイドの長男。親切な好人物だが、癇癪持ち。レストラン・チェーンを経営している。54歳。
【クレメンシイ・レオニデス】ロジャーの妻。放射線関連の科学者。知的で感受性が豊かに見える灰色の目、灰色の髪を短くカットしている。50歳ぐらい。先夫を結核で亡くしている。

【フィリップ(フィル)・レオニデス】アリスタイドの次男。ソフィアの父。50歳前後、長身の好男子。感情を表に出さない。歴史の本を書いている。
【マグダ・ウエスト】フィリップの妻。有名な女優。黄金色の髪、ブルーの大きな眼。
【ユースティス】フィリップの長男。16歳ぐらいの色の黒い美少年。
【ジョセフィン】フィリップの次女。張りだしている額、うしろへとかされた髪、つぶらな黒い目、やせっぽちの体。アリスタイドにそっくりの醜い少女。11~12歳。

【エディス・デ・ハヴィランド】アリスタイドの義姉。70歳ぐらい。バサバサした白髪、日に焼けた顔とするどく射ぬくような目つき。ソフィアたちきょうだいの世話をしてきた。
【マーシャ】レオニデスの先妻。エディスの妹。ロジャーとフィリップスの母親。

【エレクトラ】レオニデスの子供。故人。
【ジョイス】レオニデスの子供。故人。
【ウイリアム】ビルマ戦線で戦死したジョイスの息子。

【ローレンス・ブラウン】家庭教師。30歳ぐらいの金髪の青年。

【ジャネット・ロウ】レオニデス家の使用人。子供たちの面倒を見てきた「ばあや」。でっぷりとした老婆。
【ジョンスン】アリスタイドの付添人。レオニデスの遺言のサインした。
【ジャネット・ウールマー】レオニデスの遺言にサインした。
【グラディス】フィリップス夫妻の元使用人。

【グラヴァー】ヘイワード家の使用人。

【ゲイツキル】ゲイツキル・カラム&ゲイツキル法律事務所の弁護士。

【モイラ・キノウル】交通整理の警官の母親。
【ビルデンスタイン】演劇関係者。
【ババソール・ジョーンズ】演劇関係者。
【テリイ】ブレンダの昔のボーイフレンド。
【グレイ博士】マーケット・ベインシングの医者。
【ルドルフ・アルスティル】スイス、ローザンヌにいるマグダの知人。
【アグロドポラス】レストラン・デルフォスの経営者。ギリシャ生まれの老人。
【マイケル・シャベス】ハーリイ・ストリートの医者。

【カーベリイ】判事。
【イーグル】弁護士。
【ハンフリー・カー】弁護士。

【タヴァナー】主任警部。がっしりと頼もしい様子で、テキパキてしている。
【ラム】部長刑事。

長かった皿づくり

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2015年は半年以上、同じ皿を作ってました。




今回焼けたので、とりあえず終わり・・・

(釉薬:アメ釉 径:22cm)

夏からほぼ同じ大きさで、同じデザインの皿を作って作って
成功したのは6枚。
これで家族分+αができて一段落。

今日、さっそく「スパゲティナポリタン」を盛りつけて食べました。
ハンバーグ、ムニエル、唐揚げ・・
和洋どちらにも使える、家族分のお皿が欲しかったので
嬉しいです。

去年はこればっかり作ってた・・わけでもないけど
これに取り憑かれていたような感覚です。
年末には作り終わっていて、
今回の窯から成功作品として出て来たのでほっとしました。

これは茶碗。

(釉薬:稲城の梨灰 模様:オニイタ 径:13cm、14cm)

だいぶん大飯喰らいに対応しているお茶碗です。

こちらもまあまあ大きいです。

(釉薬:黄瀬戸 径:13cm)

赤土に薄めに黄瀬戸をかけたので、
かなり渋い色になりました。
白いご飯が生えそうです。

大きい茶碗ばかりできたので
今度は径12cmぐらいのノーマルの、
そして、もっと軽く(でも丈夫な)
使い勝手のいいお茶碗を作りたいです。

皿はしばらくいいけど・・
ちょっと大きめの鉢は作りたい気分です。

黄色いアイリス The Regatta Mystery and Other Stories

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(1932, 1934, 1935, 1936, 1937, 1939)

クリスティー文庫59 中村妙子訳 2004年

黄色いアイリス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥756
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■レガッタ・デーの事件 The Regatta Mystery

【パーカー・パイン】「あなたは幸せですか?そうでないかたは、パーカー・パイン
 氏にご相談ください
」の新聞広告で有名な人物。

【アイザック・ポインツ】かっぷくの良い男。53歳。
【レオ・スタイン】ポインツと共にダイアモンド取引業者をしている。
【ジョージ・マロウェー】抜け目のなさそうな青い目の紳士。
【パメラ・マロウェー】ジョージの妻。洗練された服装の、背の高い女性。黒い目。
【サミュエル・レザーン】アメリカ人。
【イーヴ・レザーン】サミュエルの娘。高校生。15歳。金髪。
【ジャネット・ラスティントン】若い時に結婚したがすぐ離婚した婦人。小説家。
【イヴァン・ルウェリン】浅黒い、どこか飢えたおおかみのような風貌の青年。もの書きをしている。
【アマルフィ】アメリカ生まれの男。
【ピエトロ・アマルフィ】アマルフィの息子。
【マリア・アマルフィ】27歳ぐらいの婦人。

■バグダッドの大櫃の謎 The Mystery of the Bagdad Chest

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングズ】大尉。
【ジャップ】スコットランド・ヤードの警部。

【エドワード・クレイトン】被害者。
【マーガリータ・クレイトン】クレイトンの妻。青い目に白い肌の美しい婦人。
【ジャック・リッチ少佐】クレイトン夫妻の古くからの友人。
【バーゴイン】リッチ少佐の従僕。
【カーティス少佐】リッチ少佐のパーティの客。40歳前後、黒い髪、日焼けした顔。
【スペンス夫妻】リッチ少佐のパーティの客。
【アリス・チャタトン】以前ポアロが助けた女性。

■あなたの庭はどんな庭? How Does Your Garden Grow?

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ミス・レモン】ポアロの秘書。いかつい風貌の、有能だが想像力に欠ける女性。48歳。
【シムズ警部】大柄ながっしりした、らいらくそうな男。
【ヘイスティングズ】ポアロの友人。登場はしないが、ポアロがミス・レモンとの会話で思い出す。

【アミーリア・バロウビー】バッキンガムシャー、チャーマンズ・グリーン、ローズバンク荘に住む。74歳。
【メアリー・デラフォンテーン】ミス・バロウビーの姪。青い目。
【ヘンリー・デラフォンテーン】メアリーの夫。背の高い、白髪混じりの男。神経質に顎をいじくる癖がある。
【カトリーナ・リーガー】ミス・バロウビーの看護婦兼付き添い。ロシア人の混血児。小柄な顔色のわるい少女。漆黒の髪。
【?】メイド。つぶらな青い目とばら色の頬のきれいな娘。
【?】姿勢のいい軍人らしい物腰の紳士。
【ラッジ】魚屋。

■ボリェンサ海岸の事件 Problem at Pollensa Bay

【パーカー・パイン】「あなたは幸せですか?そうでないかたは、パーカー・パイン

氏にご相談ください
」の新聞広告で有名な人物。
【マドレーヌ・ド・サラ(マギー・セイヤーズ)】パーカー・パインの部下。

【アディラ・チェスター】パーカー・パインがマジョルカ島のホテル「ピノ・ドーロ」で出会った、いかにもイギリス人らしい婦人。白髪まじりの美しい色合いの髪。45歳ぐらい。
【バズル・チェスター】ミセス・チェスターの息子。中肉中背。25,6歳。
【ニーナ・ウィチャリー】おしゃべりの婦人。
【ベティー・クレッグ】マジョルカ島に姉夫婦と住んでいる娘。赤髪でそばかすがある。
【ステラ】ベティーの姉。小柄で色白。
【ハンス】ベティーの夫。ブロンドの髪の毛がぼうぼう突っ立っている熱しやすい青年。
【ドロレス・ラモナ】黒髪の異国的な美貌の女性。

《日本についての記述》
p119
海のほとりに立っている小さなホテルだが、快晴の日の朝靄の中にまるで日本の版画のように幽艶にけむる風景を見おろす場所にあった。

■黄色いアイリス Yellow Iris

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

【ルイジ】レストラン「白鳥の園」の太ったウェイター。
【バートン・ラッセル】アメリカの大金持ち。
【アイリス・ラッセル】バートンの妻。
【アントニー(トニー)・チャペル】ポアロの知り合い。
【ポーリーン・ウェザビー】バートン・ラッセルの義妹。金髪のまだ少女のような女性。
【ローラ・ヴァルデス】南アメリカ出身のダンサー。黒髪。
【スティーヴン・カーター】外交関係者。イートン校出身。
【ルイーズ】ポーリーンのメイド。

■ミス・マープルの思い出話 Miss Marple Tells Story

【ジェーン・マープル】探偵好きの老婦人。
【レイモンド】マープルの甥。
【ジョーン】画家。

【グエン】かつてマープルの家にいた赤い髪の若いメイド。
【ペサリック】弁護士。マープルの古い友人。
【マルカム・オールド卿】王室弁護士。
【ローズ】40歳を越えてないぐらいの紳士。
【エイミー・ローズ】ローズの妻。バーンチェスターのクラウン・ホテルで殺害された。
【メアリー・ヒル】ホテルのメイド。黄色っぽい髪、目は青、少し赤ら顔。
【ミセス・グランビー】インド人との混血の未亡人。赤い髪、50歳前後。
【ミス・カラザーズ】馬に似た感じの独身婦人。40歳ぐらい、鼻眼鏡をかけていて、短く髪を刈っている。

■仄暗い鏡の中に In a Glass Darkly

【「私」】語り手。
【ニール・カーズレーク】「私」の親友。
【アラン・カーズレーク】ニールの弟。
【シルヴィア・カーズレーク】ニールとアランの妹。目の覚めるような金髪。
【チャールズ・クローリー】シルヴィアの婚約者。黒髪。
【オルダム少佐】カーズレークの住むバッジワージーの客。
【オルダム夫人】オルダム少佐の妻。茶色の髪。
【デリク・ウェンライト】ハンサムな好青年。

■船上の怪事件 Problem at Sea

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

【フォーブズ将軍】軍人らしい髭のある老人。
【エリー・ヘンダーソン】グレイの髪、黒い目。45歳。
【ジョン・クラパートン大佐】ショーの経験のある軍人。
【レディー・カリントン(アデリーン・クラパートン)】クラパートン大佐の妻。ウェーブしたプラチナ・ブロンド。薄青いきつそうな目。49歳。
【カリントン】レディー・カリントンの前夫。軍需産業で大金持ちになった。
【バシントン=フレンチ】フォーブズ将軍の知り合い。
【バッジャー・コッタテイル】フォーブズ将軍の知り合い。
【スヌークス・パーカー】フォーブズ将軍の知り合い。
【キティ・ムーニー】そばかすだらけのまるい顔、黒い長い髪の少女。
【パメラ(パム)・クリーガン】キティの友達。そばかす顔に、縮れた栗色の毛。18歳。

■二度目のゴング The Second Gong

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【リーヴズ】警部。

【ヒューバート・リッチャム・ロシュ】リッチャム・クローズ荘の持ち主。音楽の才にたけている。癇癪持ち。大柄で、顎髭を生やしている。
【ミセス・リッチャム・ロシュ】背の高い黒髪の女性。
【ダイアナ(ダイ)・クリーヴズ】リッチャム・ロシュの養女。黒い目、魔女めいた魅力のある女性。
【ハリー・デールハウス】リッチャム・ロシュの甥。
【ディグビー】執事。
【ジョフリー・キーン】リッチャム・ロシュの秘書。浅黒い顔のハンサムな男。35歳ぐらい。
【ジョン・マーシャル大尉】リッチャム・ロシュの地所管理人。背が高い。金髪。
【ジョーン・アシュビー】リッチャム・クローズ荘の客。青い目に金髪のかわいらしい娘。
【グレゴリー・バーリング】財界の名士。

《類似した設定の話》
「死人の鏡」

死人の鏡 Murder in the Mews (1937)

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クリスティー文庫58 小倉多加志訳 2004年

死人の鏡 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
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【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

■厩舎街の殺人 Murder in the Mews

【ジャップ】ロンドン警視庁の主任警部。
【ジェイムスン】地区警察の警部。

【バーバラ・アレン】若い未亡人。27,8歳。金髪。
【ジェーン・プレンダーリース】ミセス・アレンと一緒にバーズリー・ガーデンズ・ミューズ14番地に住む。27,8歳。陰気だが利口そうな女。灰色がかった緑色の目。
【チャールズ・レイヴァートン=ウェスト】アレン夫人の婚約者。下院議員。
【ピアス夫人】でっぷりした中年女。通いの家政婦。
【ルイザ・モード】ピアス夫人の妹。
【ブレット】医者。
【ベンティンク夫妻】プレンダーリースがエセックスのレイデルズで一緒に過ごした夫婦。
【ユースタス少佐】45歳ぐらいの軍人風の男。口ひげを生やしている。
【ジェイムズ・ホッグ】厩舎街に住む運転手。
【ホッグ夫人】ジェイムズの妻。
【フレデリック・ホッグ】ホッグ夫妻の息子。
【エディ・ホッグ】ホッグ夫妻の子供。
【スティーヴンズ夫人】アレン夫人の近所に住む女。

■謎の盗難事件 The Incredible Theft

【メイフィールド卿(チャールズ・マックローリン卿)】大柄な男。濃い銀髪。顎が少し出っぱっている。薄青い目。土木建築会社の社長。
【カーライル】メイフィールド卿の秘書。鼻眼鏡をかけ、控えめな様子の青白い青年。
【ジュリア・キャリントン】40歳。背が高く、髪は黒くて朗らかな女。ひどく痩せている美人。せかせかした物腰。
【ジョージ・キャリントン】ジュリアの夫。空軍中尉。
【レジー・キャリントン】キャリントン夫妻の息子。気の弱そうな青年。21歳。
【ヴァンダリン夫人】美しい金髪の魅力的な婦人。
【マキャッタ夫人】下院議員。吼えたてるうに話す、すさまじい雰囲気の婦人。
【レオニー】ヴァンダリン夫人のフランス人の美しいメイド。
【ハンバリー】首相。
【チャールズ・マックローリン】メイフィールド卿の知人。

■死人の鏡 Dead Man's Mirror

【ジャーヴァス・シェヴニックス=ゴア(ジャーヴァス・フランシス・ザヴィア卿)】准男爵。陽気で無鉄砲、多くの逸話を持つ男。
【ヴァンダ・エリザベス】ジャーヴァスの妻。オカルト好き。背が高く、黒い髪に白いものが混じっている。
【ルース・シェヴニックス=ゴア】ジャーヴァスの養女。背が高く黒い髪の美しい娘。
【ゴドフリー・バローズ】ジャーヴァスの秘書。
【スネル】ジャーヴァスの執事。堂々たる
体躯。
【ミス・リンガード】年代記作成の手伝い。灰色の髪。
【ジョン・レイク大尉】シェヴニックス=ゴア家の地所管理者。金髪。

【ベリー大佐(ネッド)】シェヴニックス=ゴア家の古くからの知り合い。シェヴニックス=ゴア家に入り浸っている。

【フォーブズ 】シェヴニックス=ゴア家の顧問弁護士。ジャーヴァスの昔からの友人でもあった。フォーブズ・オジルヴィ・アンド・スペンス法律事務所。

【ヒューゴー・トレント】ジャーヴァスの甥。近衛騎兵。口ひげを生やしている。

【スーザン・カードウェル】赤毛の娘。聡明そうな顔をしている。ヒューゴーの友人。

【マルキャスター卿】リンガードが以前手伝いをしていた人物。
【フォザリンゲイ大佐】大英博物館にいるジャーヴァス卿の友人。リンガードを推薦した。
【カーペンター】果物屋。

【ガイ・シェヴニックス=ゴア卿】ジャーヴァスの父。
【クローディア=ブレザートン】ジャーヴァスの母。
【アンソニー・シェヴニックス=ゴア】戦士したジャーヴァスの弟。
【パメラ・シェヴニックス=ゴア】ジャーヴァスの妹。ヒューゴーの母。
【レジー・トレント】ヒューゴーの父。
【ウォリングフォード伯爵】クローディアの父。
【フレデリック・アーバスノット】ヴァンダの父。
【ロジャー・シェヴニックス=ゴア】ジャーヴァス卿の先祖。
【ヒューゴー・シェヴニックス=ゴア】ジャーヴァス卿の先祖。

【サタースウェイト】人を見る目があり、有名人の知り合いが多い人物。
【メアリー夫人】サタースウェイトの知り合い。

【リドル少佐】ウエストシャーの警察本部長。背の高いスマートな感じの男。

p231
サタースウェイト、ポアロに
「例の〈烏の巣事件〉で、きみが快刀乱麻を断つごとく真相をあばいていくのをこの目で見たのは、まさに千載一遇のことだった」
どの話?

《サタースウェイト》
「謎のクィン氏」に登場するサタースウェイトと比べて、
この話に登場するサタースウェイトの方が性格が陽気であり、俗物っぽさが強い。
人脈が広く、有名人好きで、人間観察が好きであるという点は同じ。

《類似した設定の話》
「二度目のゴング」(「黄色いアイリス」より)

■砂にかかれた三角形 Triangle at Rhodes

【パメラ・ライアル】人間観察が好きな娘。
【サラ・ブレイク】パメラの親友。
【ヴァレンタイン・チャントリー(ヴァランティーヌ・ダクレ)】モデル。サファイア・ブルーの瞳。裕福で気まぐれ。39歳。
【トニー・チャントリー】中佐。ヴァレンタインの夫。黒い髪。
【ダグラス・キャメロン・ゴールド】細かくちぢれた美しい金髪、幅のある肩の美男子。青い瞳。31歳。
【マージョリー・エマ・ゴールド】ダグラスの妻。35歳。小柄で目鼻立ちが整っているが、どことなく内気でやぼったい。
【バーンズ】老将軍。話好き。

《献示》
シビル・イーリー

バグダッドの秘密 They Came to Baghdad (1951)

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クリスティー文庫88 中村妙子訳 2004年

バグダッドの秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
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【ヴィクトリア・ジョーンズ(ジョーンジー)】タイピスト。勇敢で気持ちが暖かいが、創造力のある嘘を軽くつく。ほっそりとした小柄な体格。黒髪。濃い青の瞳。

【グリーンホルツ】グリーンホルツ・シモンズ・リーダーベッター商会の社長。
【グリーンホルツ夫人】グリーンホルツの夫人。ヴィクトリアは夫人の物真似をして解雇された。

【オットー・モーガンサル】モーガンサル・ブラウン・シッパーク国際銀行の頭取。
【アンナ・シェーレ】モーガンサルの秘書。プラチナブロンドをひっつめにしてきっちり丸めている。薄青い知的な目に度の強い眼鏡をしている。非常に有能な女性。

【クルーゲンホーフ】モーガンサルの銀行の客。
【シュヴァルツ、ミス・ワイゲート、コーンワル】モーガンサルの部下。
【サンダーズ】アンナ・シェーレをつけた浅黒い顔の小男。
【ルイザ】アンナ・シェーレの部屋を家捜しした、背の低い太り気味の女性。
【ボルフォード】男子服専門店の店員。
【ラントウィック】ボルフォードの店の裁断担当の老人。
【エルシー・シェーレ】アンナ・シェーレの姉。

【ダキン】イラク・イラニアン石油会社の幹部。バグダッドにいる。ぱっとしない男で、優柔不断そうな顔をしている。
【クロスビー大尉】ダキンの部下。快活そうな男。小柄でずんぐりしていて、赤ら顔、軍人らしいピンとはねた口髭。
【アブダラ】ダキンの使用人。

【ヘンリー(ファキール)・カーマイケル】イギリスの秘密諜報員。30歳前後。茶色の髪、黒い目。中東育ちで、世界各地に友人がいる。
【サラー・ハッサン】カーマイケルがダキンへの伝言を託した男。
【アブダル・ハッサン】カーマイケルと似ているために殺されたクルド人。
【アブダル・スライマーン】アラブ川で舟に乗っているアラブ人の老人。
【ウォルター・ウィリアムズ】実業家。

【ルーパート・クロフトン・リー】旅行家。白髪混じりの縮れた長い髪、ピントはねた口髭。

【ラスボーン博士】オリーブの枝の会の会長。60歳ぐらいの堂々たる風采の紳士。品のよい広い額に白髪がふさふさ波打っている。
【エドワード・ゴアリング】復員将校。ラスボーン博士の秘書。ブロンドの好青年。意思の強そうな顎、群青色の目。
【キャサリン・シラキス】オリーブの枝の会で働いている娘。ダマスカス出身のシリア人。じっとりとした黒髪を撫で付けて短く切り揃えている。黒い目、肉の厚い鼻。
【マイケル・ラクーニアン】オリーブの枝の会で働いている男。
【イサーク・ナフーム】オリーブの枝の会で働いている男。
【アンクーミアン】シャンプーをする女性。

【ジョージ・ハミルトン・クリップ】長身痩躯の親切そうな白髪混じりのアメリカ人。
【ミセス・ハミルトン・クリップ】ジョージの妻。鳥のような鋭い目の小柄な婦人。
【サディー】ハミルトン夫妻の娘。キルクークの近くに住んでいる。
【レディー・シンシア・ブラッドベリー】イギリスから東アフリカに行った婦人。
【バージョン】アメリカン・エキスプレスにいるクリップ氏の友人。
【ミセス・キッチン】ハミルトン夫妻、ヴィクトリアと共に飛行機に乗った子連れの婦人。
【ミス・スペンサー】セント・ギルドリック職業紹介所の職員。

【ポーンスフット・ジョーンズ博士】考古学者。小柄なふとった男。頭は半ば禿げていて、愉快げに光る目を持つ。
【ミセス・ポーンスフット・ジョーンズ】ポーンスフット博士の妻。黒髪。
【リチャード・ベイカー】考古学者。カーマイケルの友人。イートン校時代の通称は「ふくろう」。35歳ぐらいの金髪の男。
【アブダル】リチャードの手伝い。
【イブラヒム】発掘隊の手伝い。ニコニコしている。
【ヴィニーシア(ヴェロニカ)・サヴィル】ポーンスフット博士の姪。
【エマースン】ケンブリッジでヴィニーシアをみている男。
【エリザベス・カニング】以前発掘隊にいた娘。
【シビル・ミュアフィールド】以前発掘隊にいた娘。
【クロード】フランス人。ポーンスフット博士の知人。
【フィドス】発掘隊員。
【アンドレ、ジュヴェ】発掘隊の見学者。フランス人。

【ジェラルド・クレイトン】バスラのイギリス領事館の総領事。考えぶかそうな顔の白髪まじりの物静かな男。
【ローザ・クレイトン】クレイトンの妻。快活な婦人。
【アーチー・ゴーント】クウェート駐在の事務官。
【ライオネル・シュリヴェナム】バグダッドのイギリス大使館勤務の若い書記官。
【ハロルド】シュリヴェナムの友人。
【ランズダウン】バグダッドのイギリス大使館の顧問。
【トーマス・ライス】バグダッドのイギリス大使館の中東関係顧問。急性胃腸炎でサー・ルーパートのお迎えができなかった。
【ベスト】バグダッドのイギリス大使館勤務者。
【ロバート・ホール】白髪混じりの鼻下髭をたくわえた太ったイギリス人。

【マーカス・ティオ】ホテルの経営者。がっちりした体格の若い男。陽気で話好き。
【パウル】マーカスの妹の夫。医者。
【ミセス・カーデュー・トレンチ】スポーツ好きらしい日焼けしたイギリスの婦人。
【ハリソン】ティオ・ホテルの客。
【ジーザス】ティオ・ホテルのバーテン。
【サマーズ】ティオ・ホテルの客。酒飲み。
【カルズマン教授】ティオ・ホテルの客。
【マッキンタイア夫妻】ティオ・ホテルの客。
【べトゥーン・エヴァンズ】バグダッドの博物館のイギリス人顧問。

【シスター・テレーズ】フランス人の女性。
【グレーテ・ハーデン】デンマーク人。
【スモールブルック】医者。

【ジョー】ヨーロッパ強国の首班。
【アラン・ブレック】ハーウェル原子力研究所の博士。
【フセイン・エル・ズィヤラ】回教徒の有名人。族長。茶色の顎髭を生やした堂々たる風采の人物。

【アーメッド・モハメッド】メモに記されている名前。
【ジョン・ウィルバーフォース少佐】メモに記されている名前。

《献示》
バグダッドのすべての友人たちに


娘は娘 A Daughter's a Daughter (1952)

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クリスティー文庫89 中村妙子訳 2004年

娘は娘 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
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【アン・プレンティス】未亡人。41歳。
【セアラ】アンの娘。縮れた黒髪。

【パトリック】アンの亡夫。

【イーディス】プレンティス家のメイド。背の高い痩せた中年の女。いつも唇をきっと引き締めている。
【ノラ】イーディスの妹。
【マーリーン】イーディスの妹の娘。

【デーム・ローラ・ホイスタブル】著述家・講演家。アンの友人。64歳。堂々とした婦人。豊かな鉄灰色の髪を結い上げている。
【ハークネス】ローラの執事。
【バセット】ローラのメイド。

【ジェームズ・グランド大佐】退役軍人。アンの友人。しゃちこばった姿勢の背の高い男。短く刈った白髪混じりの髪、頑固そうな顎。

【リチャード・コールドフィールド】東洋帰りの実業家。日焼けした顔の中年の男性。
【アリーン(アリーヌ)】リチャードの亡妻。

【マッシンガム】グラント大佐の友人。ずんぐりと背の低い男。
【マッシンガム夫人】筋肉質の痩せた女。
【ジェニファ・グレアム】グラント大佐の従妹。馬のように面長。35歳。

【ジェリー・ロイド】セアラの友人。
【ルーク】ジェリーの叔父。
【ハリー】ジェリーの大伯父。
【リーナ】ジェリーの叔母。

【ロレンス(ラリー)・スティーン】大富豪の御曹司。40歳前後。黒い髪の背の高い男。
【ハリー・スティーン】ロレンスの父。
【モイラ・デナム】ロレンスの二番目の妻。

【キャロル、ナーディア】セアラの友人。
【ルー、ロージャー、ジェーン】セアラがスイスで一緒に過ごした友人。
【クロンシャム夫人】セアラがスイスで一緒に滞在した夫人。
【サンドラ】セアラの友人。
【ノリーン】セアラの仕事先の女性。
【パム、ベティー、スーザン、ジョーン】セアラの友人。

【シャーロット、デヴィッド、ジェラルディン、ウォルター・エムリン、パークス】ローラの友人。

【ホッパー】プレンティス家が時々お手伝いを頼む婦人。

【デヴィット】デーム・ローラの知り合いの博士。
【ジョフリ・フェイン】アンの知り合いの教授。未開民族についての学者。
【メリック・ヘルナー】リチャード・コールドフィールドの上司。

【ジョニー、エドワード、ラムリー・スミス、バズル・モーブレー、キット・エリオット】アンの遊び友達。
【シーラ・ヴォーン・ライト】麻薬事件の関係者。
【マーシャ・ラッズコーム、リー、ラズベリー夫妻】アンの遊び友達。

【マッキーン博士】医者。

【ドーリス】土建屋の娘。
【ポール】フランスの若い彫刻家。
【シャルコ】ローレンスの友人。

ヘラクレスの冒険 The Labours of Hercules (1947)

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クリスティー文庫60 田中一江訳 2004年

ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥950
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【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ミス・レモン】ポアロの秘書。
【ジョージ】ポアロの助手兼雑用係。
【ジャップ】スコットランド・ヤードの主任警部。

■ことの起こり

【バートン博士】オクスフォード大学オールソウズ学寮の評議員。でっぷり太っていて、ぼさぼさの白髪頭。磊落そうな赤ら顔。喉の奥がぜいぜいいうような声で笑う。
【ブランチ、ディアドラ、ペイシェンス、ダイアナ】バートン博士が名付け親になった子たち。
【アドルフ・デュラン】1895年にフランスのリヨンで裁判にかけられた殺人鬼。

《ポアロのきょうだい》
p10バートン博士
「わたしの記憶が確かなら_とはいっても、むかしとちがってそうたしかでもないが_きみにはアシル、つまりギリシャ語でいうアキレスという名の弟がいたんじゃなかったかな?」
「ビッグ4」に登場する。

■第一の事件 ネメアのライオン The Nemean Lion

【サー・ジョーゼフ・ホギン】金持ちの不器量な男。
【ミリー・ホギン】ホギンの妻。髪を赤茶色に染めた、ずんぐりとした体型の短気そうな女。
【エイミー・カーナビイ】ミリーのコンパニオン。小太りで気立てのよさそうな顔。薄い青い目。40~50歳。
【エミリー・カーナビイ】エイミーの妹。
【サムエルソン】ホギンの友人。
【カーティス大佐】身代金の宛先。
【ジュリア・ハーティングフィールド】ミス・カーナビイの以前の勤め先。
【マルトラヴァーズ】ミス・ハーティングフィールドの姪。
【ハート夫人】バラクラヴァ・ホテルの支配人。
【サムエルソン夫人】ペキニーズを飼っている婦人。髪をオキシフルで脱色している。
【エレン・キーブル】サムエルソン夫人のコンパニオン。骨ばった、おしゃべりの婦人。
【ブラックリー海軍中佐】身代金の宛先。
【ジェイコブ】サムエルソン夫人の夫。

■第ニの事件 レルネーのヒドラ The Lernean Hydra

【チャールズ・オールドフィールド】医師。40歳前後。金髪の髪のこめかみのあたりが灰色がかっている。青い目。
【ジーン・モンクリーフ】薬剤師。銅色の髪、青い目の背の高い女性。
【ハリソン】オールドフィールド家にいた看護婦。40歳近く。穏やかな落ち着いた顔だち、黒く大きな目。
【ベアトリス・キング】オールドフィールド家にいた召し使い。やや陰険な感じのする小柄な女。
【ミス・レザラン】鼻が高く鋭い目つきの長身の痩せぎすな中年女。
【ミス・ブリストー】ハリソン看護婦の新しい勤め先。
【マーレイ夫人】ベアトリスの新しい勤め先。
【アラン・ガーシア博士】内務省の分析科学者。
【グレイ】バークシャー警察署の部長刑事。

■第三の事件 アルカディアの鹿 The Arcadian Deer

【テッド・ウィリアムソン】ハンサムで立派な体躯の青年。自動車修理工場に勤めている。
【マダム・セムリナ(カトリーナ・サムシェンカ)】ロシア人バレリーナ。
【ニータ(ファニータ)(ビアンカ)・ヴァレッタ】マダム・セムリナのメイド。金色の髪の美しい女性。
【マリー・ヘリン】ニータのあとに雇われたメイド。色の黒い意地悪そうな女性。
【ジョージ・サンダーフィールド】グラスローン屋敷を別荘に持つ人物。背の低い、がっしりとした体つきの男。黒い髪。
【アンブローズ・ヴァンデル】バレエ公演の関係者。
【ミハエル・ノヴギン】バレリーナ。
【アレクシス・パヴロヴィッチ伯爵】サモワール・レストランの経営者。芸術の世界について詳しい。

■第四の事件 エルマントスのイノシシ The Erymanthian Boar

【マラスコー】サリー事件の殺人犯人。
【シュウォーツ】アメリカ人旅行者。褐色の目。
【カール・ルッツ】医者。心理学の専門家。灰色の髪をした鷲鼻の背の高い身なりの立派な男。
【グランディエ夫人】長身で浅黒い肌の美しい女性。
【ギュスタヴ】ホテルの給仕。
【ロベール】ギュスタヴの前任の給仕。
【ジャック】ホテルの料理人の夫。
【ドルエ】警部。
【ルマントゥーユ】スイスの警視。

■第五の事件 アウゲイアス王の大牛舎 The Augean Stables

【ジョージ・コンウェイ】内務大臣。
【エドワード・フェリア】首相。浅黒い顔をした温厚そうな男。
【ダグマー・フェリア】エドワードの妻。ジョン・ハメットの娘。美しく、知性と品位のある長身の婦人。
【ジョン・ハメット】元首相。のち、コーンワージー卿。すらりと背が高く、色白で、青い瞳の魅力ある人物。
【ファーガス・マクラウド】化学者。
【チャールズ・デラフィールド、ジョーン・ポッター、エヴァン・ウィットラー】首相候補だった人物。
【パーシー・ペリー】週刊誌「X線ニュース」の編集長。イタチのような顔をした小柄な男。
【エヴァハード】フェリアの政敵。
【エヴァリット・ダシュウッド】ブランチ紙の若い記者。
【ナオミ、ポール、アンディ、ロジャーズ夫人】噂を広めた市井の人々。
【モーティマー・イングルウッド】勅撰弁護士。
【ヘンダーソン博士】ノーサンバーランド州の主教。
【セルマ・アンデルセン】デンマーク人。
【ラモン】アルゼンチン人。

■第六の事件 スチュムパロスの鳥 The Stymphalean Birds

【ハロルド・ウェアリング】政治家。ヘルツォスロヴァキアで休暇を過ごしている。
【ライス夫人】しっかりものの婦人。背が高く、声が低くて太い。
【エルジー・クレイトン】ライス夫人の娘。おとなしくて内気。青い目。25歳ぐらい。
【フィリップ・クレイトン】エルジーの夫。中肉中背。眉毛が濃く、黒髪。
【?】長い曲がった鼻の、鳥を思わせるポーランド人の婦人。双子のようにそっくりな二人。

《ヘルツォスロヴァキア》
ハロルドたちが滞在している国。バルカン諸国の一つ。母国語はスロヴァキア語。
「ステンプカ湖畔」のホテルにいる。
「チムニーズ館の秘密」
で登場する国。

■第七の事件 クレタ島の雄牛 The Cretan Bull

【ダイアナ・メイバリー】意思の固そうなあごをした青白い顔、灰色に近い青の目、ブルーブラックの髪。
【ヒュー・チャンドラー】ダイアナの元婚約者。24歳。たくましい胸と肩、均整のとれた長身のりっぱな青年。黄褐色の髪、
【チャールズ・チャンドラー提督】ヒューの父親。髪は真っ白、背中を丸めていて年齢よりも老けてみえる。
【キャロライン】チャンドラー提督の亡妻。
【サー・ギルバート・チャンドラー】チャンドラー家の先祖。サー・ウォルター・ローリーと一緒に航海した。
【ジョージ・フロビッシャー】大佐。ヒューの名付け親。赤みがかった髪のこめかみあたりが白くなっている。小柄な体がきりっとひきしまっていて壮健な感じがする。
【スティーヴン・グレアム】 ダイアナを愛している青年。
【ウィザーズ】チャンドラー家の召使い。

■第八の事件 ディオメーデスの馬 The Horses of Diomedes

【マイケル・ストダート】若い医師。
【ペイシェンス・グレイス】ミューズ街の家でパーティを催した婦人。
【アントニー(トニー)・ホーカー】グレイス夫人の恋人。
【シーラ・グラント】グレイス夫人のパーティの客。黒い髪、面長な青白い顔の少女。
【パム・グラント】シーラの姉。白い顔に薄いピンクがさしている小柄な美人。
【グラント将軍】シーラの父親。マートンシャーのアシュレー・ロッジに住む。痛風持ち。青い目。
【アブダル】グラント将軍の召使い。
【レディ・カーマイケル】マートンシャーにいるポアロの友人。
【サンディス大佐】レディ・カーマイケルの知人。
【ルイーザ・ギルモア】レディ・カーマイケルの知人。最近亡くなった老女。
【レオ・スタヴァートン】レディ・カーマイケルの知人。狩猟で首を痛めた。
【ベリル・ラーキン】アントニー・ホーカーの友人。裕福な未亡人。淡い鳶色の髪をうしろで束ねた背の高い女。緑がかった灰色の目。

■第九の事件 ヒッポリュテの帯 The Girdle of Hyppolita

【アレクサンダー・シンプソン】画廊の持ち主。
【ウィニー・キング】行方不明になった少女。クランチェスターの聖堂参事会員の娘。15歳。髪をおさげにしていて体はほっそりしている。歯に矯正具をつけていて、眼鏡をかけている。
【ミス・ラヴィニア・ポープ】ミス・ポープ学院の校長。風格と威厳がある婦人。
【ミス・バーショー】ミス・ポープ学院の教頭。気むずかしそうな顔をした白髪の女性。
【マーシア・ゴーント】雑誌に載っていた美女。
【ミス・ジョーダン、ミス・バターズ】列車の客。中年の独身女性。
【ジェイムズ・エリオット】列車の客。青年。
【エリオット夫人】ジェイムズの妻。
【ヴァン・サイダー夫人】列車の客。アメリカ人。
【ルファルジュ】警視庁の人間。
【ハーン】刑事。

■第十の事件 ゲリュオンの牛たち The Flock of Geryon

【エイミー・カーナビイ】「ネメアのライオン」に登場した婦人。
【エメリン・クレッグ】ミス・カーナビイの友人。未亡人。
【アンダースン博士】「羊飼いの信徒」の教祖。ハンサムで風采の立派な男。金髪、青い目。
【ミス・エヴァリット】潰瘍性大腸炎で死亡した婦人。
【ロイド夫人】気管支炎で死亡した婦人。
【レディ・ウェスタン】肺結核で死亡した婦人。
【ミス・リー】腸チフスで死亡した婦人。
【コール】「羊飼いの信徒」の信者。
【リプスコム】「羊飼いの信徒」のあるグリーン・ヒルズの門番。

■第十一の事件 ヘスペリスたちのリンゴ The Apples of the Hesperides

【エマリー・パワー】財界の権力者で、美術品蒐集家。太い眉、酷薄そうな唇、貪欲そうなあごの線、鋭いまなざし。
【サン・ヴェラトリーノ侯爵】装飾酒杯の以前の持ち主。
【デュブレ】窃盗団の一味。フランス人。
【リコヴェッティ】窃盗団の一味。イタリア人。
【パトリック・ケイシー】窃盗団の一味。アイルランド人。
【レッド・ケイト(ケイト・ケイシー)】窃盗団の一味。
【ユーグイアン】美術商。
【デュヴォーグリエ】百万長者の銀行家。
【ルーベン・ローゼンタール】美術品蒐集家。
【アトラス】勝ち馬予想をする男。
【オライリー】神父。
【ワグスタフ】刑事。

■第十二の事件 ケルベロスの捕獲 The Capture of Cerberus

【ヴェラ・ロサコフ伯爵夫人】派手な赤に染めた髪、豊満で華やかなロシア人。
【ニキ】ロサコフ伯爵夫人の息子。
【リスカード】考古学者。
【アリス・カニンガム】心理学者。とげとげしい顔つきの若い女。青い目で、角縁の眼鏡をかけている。
【アリスティード・パポポラス】給仕頭。
【ポール・ヴァレスコ】黒髪の美青年。
【ペヴァレル】殺人事件の逃亡者。
【レディ・カーリントン】エメラルドの持ち主。
【ヘンリー王子】スカンデンバーグの王子。
【ヴィタミアン・エヴァンズ】労働党の大臣。
【レディ・ベアトリス・ヴァイナー】若い侯爵の婚約者。
【ウィリアム・ヒッグズ】鼻の赤い小柄な男。
【チャールズ・スティーヴンズ】刑事。金髪の青年。

《献示》
エドマンド・コーク

愛の重さ The Burden (1956)

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クリスティー文庫91 中村妙子訳 2004年

愛の重さ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥907
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【ローラ】主人公。ベルベリーで育つ。ほっそりした体つき、青白い顔、黒い髪、鳶色の目。
【シャーリー】ローラの妹。青い目。
【アーサー・フランクリン】ローラの父。
【アンジェラ・フランクリン】ローラの母。
【チャールズ】ローラの死んだ二歳上の兄。カールした金髪、青い目の美少年だった。

【エセル】フランクリン家のメイド。
【ミス・ウィークス】ローラの家庭教師。
【ミセス・ブラントン】フランクリン家のコック。人のいい太った女。
【ギネス・ジョーンズ】シャーリーが生まれてから来たナニー。

【ジョン・ボールドック(ボールディ)】学者。アーサーの友人。大学で歴史を教えている。皮肉屋で人付き合いを選り好みするが、ローラのことを思いやっている。
【ミセス・ラウス】ボールドックの家政婦。
【カーチス】ボールドックの知人。バラを育てている。

【ユースタス・ヘンソン】牧師補。痩せぎすの若い男。
【メアリ・ウェルズ】シャーリーの命名式に来る予定だった人物。
【モリー】村の女。

【パム、ゴードン、メアリ・クロフトン】シャーリーのテニス友達。
【ロビン・グラント】牧師の息子。
【ピーター】シャーリーの知り合いの若者。
【エドワード・ウェストベリー】銀行員。シャーリーの年上の友達。
【アンジェラ】ロンドンにいる、ローラとシャーリーの従姉。

【ボーダー】腕のいい庭師の老人。ローラを信頼して雇われた。
【ウェブスター】ローラが子供の頃のフランクリン家の庭師。
【キンドル】軍需産業でひともうけした人物。
【トミー、メアリ、ロビン、ピーター】シャーリーの幼稚園の友達。
【ジェフリ、アンドルーズ】シャーリーの寄宿学校の先生。

【ヘンリー・グリンエドワーズ】シャーリーの夫。
【レディー・ミュリエル・フェアバラ】ヘンリーの伯母。メアリ・スチュアートによく似た顔だちで、白髪まじりのくすんだ茶色の髪の毛をクルクルと丸めている。掴みどころがないが生き生きとした感じの女性。
【メルシャム】レディー・ミュリエルの執事。よぼよぼの年寄り。
【ハーマン】レディー・ミュリエルの使用人。
【ミルドレッド】ヘンリーの亡母。
【ネッド】ヘンリーの亡父。レディー・ミュリエルの弟。
【タグ・マリ】レディー・ミュリエルの知っている陸軍少佐。
【バーサ】ヘンリーの名付け親。

【トミー・トウィスドン】馬主。

【ソーニャ・クレグホン】ヘンリーの愛人。
【エムリン・ブレイク】ヘンリーの愛人。
【スーザン・ロンズデール】ヘンリーの愛人。
【スティーヴン】ヘンリーの友人。
【メアリ】ヘンリーの友人。
【アーチャー】ヘンリーとシャーリーの知人。
【ジェシカ・サンディス】ヘンリーの愛人。黒い髪の女性。

【サー・リチャード・ワイルディング】旅行家。ブロンズ色に日焼けした魅力的な男。

【モナ・アダムズ】カクテルパーティの主催者。
【パム、リディア】モナの客。

【ドン・エストバル】ワイルディングの島の家の以前の持ち主。
【マリア】ワイルディングの島の家の使用人。背の低い浅黒い顔の女。
【グレイヴズ】医者。

【ルウェリン・ノックス】伝道者。アメリカ人。
【アンガス・ノックス】ルウェリンの父。スコットランド人。
【キャロル】ルウェリンの幼馴染み。

【ハリスン】秘書。
【ナサニエル・ワーリー】知的障害のある子どもの施設を創立した人物。
【ブラック】医者。

死への旅 Destination Unknown (1955)

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クリスティー文庫90 奥村章子訳 2004年

死への旅 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥734
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【トーマス(トム)・チャールズ・ベタートン】失踪した科学者。ハーウェルの研究所で原子物理学を研究していた。
【オリーヴ・ベタートン】トーマスの妻。田舎の事務弁護士の娘。27歳前後の背の高い女性。とび色(赤毛)の美しい髪。目は青みがかった緑色。

【エルザ】ベタートンの先妻。故人。
【マンハイム】ドイツからアメリカに亡命していた科学者。エルザの父。

【エヴァンズ博士】ベタートン夫妻のブリッジ仲間。
【ウォルター・グリフィス】アメリカから来てベタートンを訪ねた男。
【マーク・ルーカス】化学者。アメリカの市民権を取ったドイツの亡命者。
【キャロル・スピーダー】アメリカ人。国連の仕事をしている。

【ボリス・グリドル】エルザのいとこ。マンハイム教授の妹の息子。ポーランド人。背が高く、髪はブロンド、目は青い。30歳前後。

【ヒラリー・クレイヴン】自殺を望んでいる女。赤毛で、眉は濃く、彫りの深い青緑色の目。
【ナイジェル】ヒラリーの元夫。
【ブレンダ】ヒラリーの亡き娘。
【グレイ】ヒラリーの主治医。

【カルヴィン・ベイカー】旅行者。アメリカ人。背が低くてふくよか。髪を藍色に染めている。
【ジャネット・ヘザリントン】旅行者。イギリス人。背が高く、痩せている。

【ジャンヌ・マリコ】ベイカー夫人、ミス・ヘザリントンとカサンブランカのサン・ルイ・ホテルの談話室で一緒にいた女。黒い髪をブロンドに染めて派手な化粧をしている。
【ピエール、ジュール】マドモワゼル・マリコの恋人。

【アンリ・ローリエ】旅行者。フランス人。小柄な男。

【アリスタイディーズ】大富豪。小柄で肌が黄色く、しわだらけの老人。

【アンドルー(アンディ)・ピーターズ】化学者。アメリカ人。長身でブロンド。
【トルキル・エリクソン】物理学者。ノルウェー人。27,8歳の青い目の若い男。
【ヘルガ・ニードハイム(シスター・マリー)】内分泌学者。ドイツ人。
【ルイ・バロン】細菌学者。フランス人。髪が黒く痩せている。

【ボボ】フェズのホテルにいたフランス人夫妻の子供。
【コリニ】薬学博士。

【ポール・ヴァン・ハイデム】オランダ人の大男。水色の目。
【ミス・ジェンソン】施設のスタッフ。やせぎすで黒い顔に眼鏡をかけている。
【ヘルツ】整形外科医。
【シュワルツ】医者。ブロンドの髪をした感じのいい女性。
【リュベック】精神分析医。40歳前後のスイス人。
【ラ・ロシュ】ドレスショップのスタッフ。

【ドクター・ニールスン】副所長。血色のいい顔をした恰幅の豊かな男。
【?】所長。色の黒い太った中年の男性。

【サイモン・マーチソン】科学者。がりがりにやせていて青白い顔をしている。
【ビアンカ・マーチソン】サイモンの妻。色黒で体格がいい。

【ムハンマド】現地スタッフ。威厳のただよう黒い顔。
【ジョージ】ヒラリーのおじ。家政婦と結婚した。
【ジェフリーズ】イギリスの科学者。
【デイヴィッドソン】イギリスの科学者。
【ポール・ウェイド】アメリカの科学者。
【リコチェッティ】イタリアの科学者。
【ビアンコ】イタリアの科学者。

【ジェソップ】イギリス情報部の部員。色白。
【ジャネット】ジェソップの同僚。
【ルブラン】フランス情報部の部員。大尉。いかにも頭のよさそうな目をした肌の浅黒いたくましい体格の男。
【ウォートン大佐】軍人風のちょび髭を生やした色黒の男。
【アルヴァーストーク卿】元裁判官首席。垂れ下がったぼさぼさの眉の老人。

《献示》
アンソニー

愛国殺人 One, Two, Buckle My Shoe (1940)

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クリスティー文庫19 加島祥造訳 2004年

愛国殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥734
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【ヘンリイ・モーリイ】クイーン・シャーロット街58番地の歯科医。小柄な男。
【ジョージイナ・モーリイ】ヘンリイの妹。家事を切りまわしている大柄な女。
【アルフレッド・ビッグズ】歯医者のページ・ボーイ。名前を覚えられない。
【ライリイ】ヘンリイ・モーリイのパートナーの歯科医。アイルランド人。背が高く色の浅黒い青年。額ぎわに一房の髪をぱらりと下げている。
【グラディス・ネヴィル】ヘンリイの秘書。金髪、色白で背が高い。28歳ぐらい。有能な女性。
【フランク・カーター】グラディスの恋人。色白で中背の青年。
【アグネス・フレッチャー】モーリイ家の小間使。黒い髪のきれいな娘。
【エマ】モーリイ家のコック。


【メイベル・セインズバリイ・シール】モーリイの患者。元女優。40歳すぎ。黄味がかった灰色の髪をだらしなくカールしている。インドで伝道師をしていた。

【ボライソオ夫人】ミス・セインズバリイ・シールとホテルで親しくなった婦人。背が高く声が太い。
【アダムズ夫人】ミス・セインズバリイ・シールの友人。
【フレンチ】アダムズ夫人かかりつけのハーリイ街の歯医者。

【アムバライオティス】ギリシャ人。モーリイの新しい患者。肥った男。
【ディミトリ、コンスタントポポラス】アムバライオティスの身内か友人?

【レジナンド・バーンズ】ライリイの患者。内務省退職官吏。きちょうめんな小男。キラキラする目を持ち、頭はほとんど禿げている。

【ソオムズ夫人】モーリイの患者。
【グラント夫人】モーリイの患者。
【ミス・カービイ】モーリイの患者。
【ベティ・ヒース】ライリイの患者。
【アバアクラムビイ大佐】ライリイの患者。いかめしい口髭をはやしている。黄色い顔をした軍人風の紳士。

【マーティン・アリステア・ブラント】イギリス最大の銀行の頭取。中年の中肉中背の男。

【レベッカ・アーンホルト】資産家の娘。アリステア・ブラントの妻。
【プリンス・フェリペ・ディ・サンセヴェラート】レベッカの最初の夫。ヨーロッパの貴族。

【ジェイン・オリヴェイラ】アリステアの姪。背が高く痩せている。美しくはないが知的で生き生きとした顔。日に焼けて浅黒い肌をしている。
【ジュリア・オリヴェイラ】ジェインの母。肥った中年の、自己本意で無作法な女。母親はレベッカ・アーンホルトの妹。
【ヘレン・モントレザー】アリステアのまた従妹。黒い髪を短くした元気のいい婦人。スコットランド人。

【セルビイ】アリステアの秘書。背が高く、足をひきずった、洗練された物腰の若い男。
【バートン】ブラント家の以前の庭師。
【マカリスター】ブラント家の庭師頭。

【ハワード・レイクス】ジェインの恋人。ライリイの患者。痩せた、怒りっぽい、理想を抱えた男。

【アルバート・チャップマン】セールスマン。
【シルヴィア・チャップマン】アルバートの妻。40歳前後の金髪。
【ネリー】チャップマン家の通いの女中。
【マートン夫人】チャップマン夫人の知り合い。

【アーチュートン】議員。
【サミュエル・ロザスタイン】アリステアの同僚。
【ハリスン夫人】グレンゴリイ・コート・ホテルの女支配人。
【レザラン】ヘンリイ・モーリイの後任。
【ラム・ラル】狙撃して逮捕されたインド人。
【ヴェラ・ロサコフ伯爵夫人】ポアロの思い出の婦人。(回想のみ。)
【ガーダ】メイベル・セインズバリイ・シールと知り合いの女優。

【ジャップ】主任警部。
【ベドーズ】巡査部長。スマートな青年。
【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ジョージ】ポアロの従僕。

《アウゲイアスの大牛舎》
p309
"瞬間、ポアロの心はかつて自分の名づけた「アウゲイアスの大牛舎」事件のことに走った。"
ヘラクレスの冒険」の話の一つ、「アウゲイアスの大牛舎」について。

《献示》
ドロシー・ノース

梨灰とオニイタ

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オニイタで線を書いて、梨灰釉薬で仕上げる作品を
いくつか作りました。

マグカップ。
書いた時はハッキリしすぎているオニイタの線ですが
焼き上がると
釉薬とほんのり溶けあって柔らかい感じになります。

(高さ8cm前後 釉薬:梨灰 還元焼成)

取り皿。
とんすい、サラダなど用途の広いお皿です。

(12.5cm×4.5cm 釉薬:梨灰 還元焼成)

いつもは同じ赤粘土を使っていますが
唐津粘土とやらがあったので
少し分けてもらいました。
薄く仕上げるのが難しい、ちょっと厚めがいいと聞いた時に
あ、鉢が作りたいなーと思いました。
こういう時は、
大きさもデザインも頭にしっかりイメージがすぐに浮かんできて、
迷い無く作れてとっても楽しいです。

これはまだ生の状態。
釉薬がけで失敗しないようにしなきゃ!


愛の探偵たち Three Blind Mice and Other Stories

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(1925, 1926, 1928, 1940, 1941, 1942, 1948)
クリスティー文庫61 宇佐川晶子訳 2004年

愛の探偵たち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥799
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■三匹の盲目のねずみ Three Blind Mice

【ケイシー夫人】パディントンのカルヴァー通りに住む婦人。
【モーリーン・ライアン(グレッグ)】ケイシー夫人の家の3階に住む婦人。
【ジョン・グレッグ】モーリーンの亡夫。

【モリー・デイヴィス】若い妻。明るい巻き毛。
【ジャイルズ・デイヴィス】モリーの夫。元海軍。
【キャサリン・エモリー】モリーの亡おば。モンクスウェル・マナーをモリーに遺した。
【ボイル夫人】モンクスウェル・マナーの客。大柄な婦人。
【メトカフ少佐】モンクスウェル・マナーの客。軍人らしいきりっとした風貌の中年男性。
【クリストファー・レン】モンクスウェル・マナーの客。日焼けして白茶けた髪、色の薄い目の若者。
【パラヴィチーニ】モンクスウェル・マナーの客。小さな黒いひげを生やしている。

【ジャック】若い戦闘機のパイロット。
【ジム】疎開していた子供。
【ジョージー】ジムの弟。

【ジョー】ジャーマン通りで仕事をしていた職人。
【ビル】ジョーの連れ。ジョーより大柄。

【パーミンター】スコットランド・ヤードの警部。
【ケイン】スコットランド・ヤードの部長刑事。
【ホグベン】バークシャー警察の署長。
【トロッター】バークシャー警察の部長刑事。
【タナー】警部。

■奇妙な冗談 Strange Jest

【ジェーン・マープル】探偵好きの老婦人。

【ジェーン・ヒーリア】女優。
【チャーミアン・ストラウド】ほっそりとした黒髪の娘。舞台監督。
【エドワード・ロシター】金髪で人当たりのいい大柄な若者。チャーミアンの婚約者。
【マシュー・ストラウド】チャーミアンの親戚。
【エルドリッチ】マープルの友人。コルクのマットで滑って骨折した。
【ヘンリー】マープルのおじ。冗談好きで独身だった。
【グレイ、ベティ・マーティン、マチルダ・グレイブズ】手紙の登場人物。
【ライオネル】マープルの甥の息子。

■昔ながらの殺人事件 Tape-Measure Murder

【ジェーン・マープル】探偵好きの老婦人。

【ミス・ポリット】裁縫師。背が高く痩せている。とがった鼻、すぼまった口、薄くなりだしている鉄灰色の髪。
【ミセス・スペンロー】ラバーナム・コテッジに住む婦人。花屋を経営していた。
【アーサー・スペンロー】ミセス・スペンローの夫。小柄で痩せている、物静かできちょうめんな男。
【グラディス・ブレント】スペンロー家のメイド。

【テッド・ジェラルド】村の牧師助手になったハンサムな若者。
【ロバート・アバークロンビー卿】ミセス・スペンローがかつてメイドとして奉公してた先。
【ジム・アバークロンビー】アバークロンビー卿の息子。

【ミス・ハートネル】日焼けした陽気な婦人。55歳。
【フレッド】魚屋の小僧。
【ミセス・ブレイド】郵便局の婦人。

【ヘンリー】マープルのおじ。
【アントニー、ゴードン】マープルのいとこ。

【ポーク】巡査。
【メルチェット大佐】警察署長。
【スラック】警部。

■申し分のないメイド The Case of the Perfect Maid

【ジェーン・マープル】探偵好きの老婦人。
【ヘイドック】セント・メアリ・ミード村の医師。

【エドナ】マープルの小間使い。
【グラディス(グラディー)・ホームズ】エドナのいとこ。がっちりとしたよく笑う娘。スキナー姉妹のところで働いていた。

【エミリー・スキナー】ほぼ寝たきりで過ごしている女性。白髪混じりの黄色い髪。
【ラヴィニア(ラヴィー)・スキナー】エミリーの姉。会社勤めをしている中年の女性。50歳前後、背が高く痩せて骨ばっている。エミリーと、オールド・ホールのフラットの一つに住む。

【ドヴロー】オールド・ホールの住人。若い夫婦。
【ラーキン】オールド・ホールの住人。引退したインド人判事。
【ミセス・カーマイケル】オールド・ホールの住人。金持ちで風変わりな老婦人。
【ジャネット】ミセス・カーマイケルのメイド。

【ミス・ハートネル】ずけずけものを言う女性。
【ミス・ウェザビー】村の女性。
【メアリ・ヒギンズ】家政婦。40歳前後、黒髪にばら色の頬、ぽっちゃりした体つき。
【ミーク】薬剤師の助手。
【クララ】ミークの恋人。
【ミセス・プライル・リドリー】クララがメイドとして勤めてる先。

【スラック】マッチ・ベナム署の警部。
【メルチェット】州警察本部長。

■管理人事件 The Case of the Caretaker

【ジェーン・マープル】探偵好きの老婦人。
【ヘイドック】セント・メアリ・ミード村の医師。

【ハリー・ラクストン】花嫁を連れて故郷に帰って来た、元不良少年。
【ルイーズ・ラクストン】ハリーの妻。金持ちの娘。小柄で華奢な身体つき、亜麻色の巻き毛、大きな青い目。
【ラクストン少佐】ハリーの父親。故人。

【ミス・ハーモン】日焼けした口達者なオールド・ミス。
【ミセス・プライス】ハリー夫妻を招待したパーティを催した婦人。
【ミス・ブレント】痩せて気難し屋のオールド・ミス。
【クラリス・ヴェイン】ヘイドックの姪。背の高い美人。黒い髪、大きな茶色の目。
【エッジ】薬屋。
【ベラ】煙草屋の娘。エッジの妻。黒髪、茶色の目で整った顔をしている。
【マーガトロイド】キングズディーン屋敷の管理人をしていた老女。鉄灰色のまばらな髪。

■四階のフラット The Third-floor Flat

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

【パトリシア(パット)・ガーネット】衝動的ではた迷惑な娘。フライアーズ・マンションに住む。
【ジミー・フォークナー】背が低いが肩幅の広い若者。やさしい青い目。
【ドノバン・ベイリー】浅黒い痩せた若者。のんびりした陽気な声。
【ミルドレッド・ホープ】思慮深い娘。
【アーネスティーン・グラント】パットの下の部屋の住人。35歳ぐらい。
【ジョン・フレイザー】ミセス・グラントの家にあったハンカチで縫いとりされた名前。

【ライス】警部。

■ジョニー・ウェイバリーの冒険 The Adventure of Johnnie Waverly

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】大尉。ポアロの友人。

【マーカス・ウェイバリー】サリー州ウェイバリー屋敷の当主。赤ら顔で陽気な大男。
【エイダ・ウェイバリー】マーカスの妻。バーミンガムの鉄鋼王の娘。
【ジョニー・ウェイバリー】ウェイバリー夫妻の息子。三歳。亜麻色の巻き毛。
【ミス・コリンズ】エイダの秘書。30歳ぐらいのきびきびした女性。ややくすんだ金髪。つるなしの眼鏡を鼻にのせている。
【トレッドウェル】執事。
【ジェシー・ウィザーズ】ジョニーの保母。35歳。

【デイカーズ】医師。
【マクニール】警部。

■愛の探偵たち The Love Detectives

【サタースウェイト】人間観察が好きな男。
【ハーリ・クィン】謎の人物。肌の色はやや浅黒い。

【サー・ジェイムズ・ドワイトン】無愛想で尊大な老人。60歳近く、白髪頭に赤ら顔。ド・ウィットン一族の直系の子孫で、古い町オールダーウェイに住む。
【ローラ・ドワイトン】ジェイムズの妻。茜色の髪、若々しくほっそりとした美しい美人。
【マイルズ】ドワイトン家の執事。
【ジェニングズ】ジェイムズの従僕。猫のような足取りの細い顔の男。
【ジャネット】ローラのメイド。

【ポール・デラングア】浅黒い顔のハンサムな若者。乗馬の名手。

【デレク・キャペル】サタースウェイトとメルローズ大佐の友人。

【メルローズ大佐】狩猟や競馬が好きな地方地主。郡警察本部長。
【カーティス】警部。

「謎のクイン氏」関連の記載》
p324(サタースウェイト」「ひさしぶりだな_最後に会ったのは、ええと_」
「<鐘と道化師>での夜以来だ」ハーリ・クィンは静かにいった。

→「<鈴と道化服>亭奇聞」についての記載。

p325(サタースウェイト)「ぼくの話をおぼえているだろう?共通の友人デレク・キャペルの話だよ。デレクの自殺の動機がさっぱりわからなかったって話さ。あの問題を解決したのがミスター・クィンだったんだ」

→「クイン氏登場」の、”デリク・ケープル”についての話。

教会で死んだ男 Sanctuary and Other Stories (1951,1961)

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クリスティー文庫62 宇野輝雄訳 2003年

教会で死んだ男(短編集) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥929
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■戦勝記念舞踏会事件 The Affair at the Victory Ball

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。ソンムの戦いで負傷し、陸軍を除隊した。

【クロンショー卿】子爵。クロンショー家の五代目当主。25歳。
【ココ・コートニー】女優。
【ユースタス・ベルテイン】子爵。クロンショー卿の伯父。50歳ぐらい、自堕落な印象の端麗な顔だち。
【マラビー】アメリカ人。黒みがかった髪の美しい未亡人。
【クリス・デイビットソン】若い俳優。浅黒い肌で、長身の美男子。
【ミセス・デイビットソン】デイビットソンの妻。色白の小柄できゃしゃな女性。淡いブルーの瞳。
【ディグビー大尉】舞踏会の客。

【ジャップ】スコットランド・ヤードの主任警部。

スタイルズ荘の怪事件についての言及》
p9
ベルギー警察を退職したエルキュール・ポアロが、あのとき、スタイルズ荘で発生した怪事件に関係する羽目になったのは、まったくの偶然からである。

■潜水艦の設計図 The Submarine Plans

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【アロウェイ卿(サー・ラルフ・カーティス)】新設された国防省の長。元、大手エンジニアリング社長。贅肉のない長身の男。シャープルズ荘を別荘として持つ。
【ハリー・ウエアデイル卿】海軍作戦本部長。率直で頑健。
【ジュリエット・ウエアデイル】ハリーの妻。40歳ぐらい。長身で、肌の色は浅黒く、痩せている。美人。
【レナード・ウエアデイル】ウエアデイル夫妻の息子。柔和な感じの青年。
【フィッツロイ】アロウェイ卿の秘書。青白い無表情な顔をした青年。鼻眼鏡をかけている。
【コンラッド夫人】ロンドンの社交界の有名人。35歳、金髪でいくぶん肥満ぎみの美人。
【レオニー】コンラッド夫人のフランス人のメイド。若い美人。
【デイビッド・マカダム】首相。

《首相の誘拐》
p47 アロウェイ卿
「政府当局があなたの尽力を要請するのはこれで二度目ですな。戦時ちゅう、あなたが解決してくださった事件のことは、いまでも鮮明に記憶にのこっています。なにしろ、あんな奇想天外な手口で首相が誘拐されるという事件ですからね。」
ポアロ登場」の「首相誘拐事件」のことか。
この話には、アロウェイ卿は登場していないが、デイビッド・マカダム首相は登場している。

■クラブのキング The King of Clubs

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【ヘンリー・リードバーン】豪華な別荘、モン・デジール荘に住む。
【オグランダー】中流階級、ストリートハムのデイジーミード荘に住む。
【オグランダー夫人】上品な中年の女性。
【ミス・オグランダー】オグランダー夫妻の娘。きちんとととのった黒い髪。
【ジョン・オグランダー】オグランダー夫妻の息子。
【ヴァレリー・セントクレア】ダンサー。黒い瞳。
【ポール公(フィオドール伯爵)】モーラニアの王子。背が高く、きゃしゃなあご。黒っぽい目。
【アレクサンダー】ポールの兄。
【ザーラ】予言者。
【ライアン】陽気な中年の医師。

■マーケット・ベイジングの怪事件 The Market Basing Mystery

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【ポラード】田舎町、マーケット・ベイジングの巡査。堂々とした体の人物。
【ジャイルズ】医師。
【ウォルター・プロザロー】リー・ハウスに住む男。中年で、あごひげを生やしてこめかみのあたりが白髪になっている。
【ミス・クレッグ】プロザローの家政婦。知的な女性。げっそりと痩せていて、灰色の髪をきちんとまんなかで分けている。
【パーカー】プロザローの客。派手な服を着た狡猾な顔つきの男。
【パーカー夫人】パーカーの妻。美貌だがどことなく下品な印象。
【ウエンドーバー】イギリス海軍の大尉。

【ジャップ】スコットランド・ヤードの主任警部。

■二重の手がかり The Double Clue

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【マーカス・ハードマン】まるまると肥えた小男。資産家。
【ナコラ】ピアニスト。
【キャサリン・バード】オーストラリアのコントラルト歌手。
【ジョンストン】南アフリカの大富豪。
【ヴェラ・ロサコフ伯爵夫人】ロシアの貴族。
【バーナード・パーカー】宝石のディーラーをしている青年。気取った嫌みな若者。
【ランコーン卿夫人】慈善活動をしている中年の女性。
【キャロライン卿夫人】ランコーン卿夫人の叔母。

■呪われた相続人 The Lemesurier Inheritanse

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【ヴィンセント・リムジュア】若い大尉。感じのよい青年。ノーサンバーランド州の旧家の一員。
【ロジャー・リムジュア】ヴィンセントの従兄弟。肌の浅黒い長身の青年。
【ロナルド・リムジュア】ヴィンセントの叔父。家督を相続した当時、寝たきりの病人だった。
【ジョン・リムジュア】ロナルドの弟。強健な男。息子が一人。
【ヒューゴー・リムジュア】ヴィンセントの叔父。40歳ぐらい。猫背。化学研究をしている。ロナルド、ジョンの弟。五人兄弟の末の弟。
【リムジュア夫人】ヒューゴーの妻。30歳ぐらいの、長身のきびきびとした女性。アメリカ生まれ。元女優。
【ロナルド】ヒューゴーの長男。8歳。ウェーブしている赤褐色の髪。
【ジェラルド】ヒューゴーの次男。6歳。黒っぽい髪。
【ミス・ソーンダーズ】ヒューゴー・ソーンダーズ家の家庭教師。
【ジョン・ガーディナー】ヒューゴーの秘書。すらりとした長身、ちぢれた赤褐色の髪の美男子。
【クレイゲイト卿夫人】ヒューゴー・リムジュア家の隣人。
【ヒギンソン】高級将校。

■コーンウォールの毒殺事件 The Cornish Mystery

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【ペンジェリー夫人】やせた、冴えない表情の50歳ぐらいの女。灰色の髪。コーンウォールの、ポルガーウイズに住む。
【エドワード・ペンジェリー】歯科医。
【フリーダ・スタントン】エドワードの妹の子ども。ペンジェリー夫妻と八年間同居していた。黒みをおびた髪と瞳、ばら色の頬の美人。
【ジェシー】ペンジェリー家のメイド。
【ミス・マークス】エドワードの助手。金髪。
【ジェイコブ・ラドナー】フリーダの友人。肌の浅黒い長身の青年。30歳前。
【アダムズ】医師。赤ら顔。

■プリマス行き急行列車 The Plymouth Express

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【アレック・シンプソン】海軍大尉。
【エビニーザ・ハリデイ】アメリカの鉄鋼王。肉づきのよい大男。
【フロッシー・キャリントン】エビニーザの娘。
【ルーパート・キャリントン卿】フロッシーの夫。
【ジェーン・メイソン】フロッシーのメイド。
【アルマン・ド・ラ・ロシュフール伯爵】パリでフロッシーが出会った男。
【スワンシー公爵夫人】エーボンミード・コートの家でパーティをひらいた婦人。
【レッド・ナーキー】凄腕の宝石泥棒。
【グレーシー・キッド】レッド・ナーキーの仲間。

【ジャップ】スコットランド・ヤードの主任警部。

《ほぼ同じ筋書きの話》
青列車の秘密(1928)」とほぼ同じ筋書きになっている。
どちらもポアロが登場しているのだが・・。

《出典不明・・あるのかな?》
p234
ポアロ「ハリデイ氏のためには、むかし、ちょっと骨を折ったことがあるんだ。無記名債券の問題でね。」

《プリマス行き列車のルート》

ブリストル ←← パディントン          
--------------------
ウエストン----- ウエストベリー
------------(ウエストバリー?westbury)          
---------------------
トーントン----------
---------------------
エクセター ←←←←
---
ニュートン・アボット 
---
プリマス

アレック・シンプソンはニュートン・アボットで乗車。
フロッシーは、エーボンミード・コートに向かっていた。下車予定はブリストルだった。

■料理人の失踪 The Adventure of the Clapham Cook

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【エドナ・フィールド】行方不明のタイピスト。
【トッド夫人】ふとった赤ら顔の女。クラパムに住む。
【トッド】頬のこけた40歳前後の陰気な男。ロンドンに通勤している。
【イライザ・ダン】料理人。中年でふとっていて、黒っぽい髪が灰色になりかかっている。上品な婦人。
【アニー】メイド。
【カーター・パターソン】イライザのトランクを取りに来た男。
【シンプソン】下宿人。おとなしい青年。眼鏡をかけている。
【デイヴィス】銀行員。
【ジェイン・エモット】イライザの祖母。
【イライザ・リーチ】ジェイン・エモットの友人。
【クロチェット】弁護士。

【ジャップ】スコットランド・ヤードの主任警部。

■二重の罪 Double Sin

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ヘイスティングス】ポアロの友人。

【ジョゼフ・アーロンズ】芸能プロダクションの経営者。
【メアリー・デュラント】とび色の髪の若い女性。
【エリザベス・ペン】メアリー・デュラントの叔母。エバーマスで古美術店をいとなんでいる。白髪で、赤味をおびた白い肌、ブルーの瞳。
【J・ベイカー・ウッド】アメリカ人。エリザベス・ペンの店のお得意さん。古い細密画の鑑定家およびコレクター。図体が大きく、けばけばしい服装の下品な男。
【ノートン・ケイン】茶色の背広を着た若い男。やせて、うっすらと口ひげをはやしている。

《ジョゼフ・アーロンズ》
次の話にも登場している。
ゴルフ場殺人事件(1923)」
ビッグ4(1927)」
青列車の秘密(1928)」

■スズメ蜂の巣 Wasps' Nest

【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

【ジョン・ハリソン】顔はやせこけている、大柄の男。
【クロード・ラングトン】モリーの元婚約者。
【モリー・ディーン】ハリソンの婚約者。

■洋裁店の人形 The Dressmaker's Doll

【シビル・フォックス】洋裁店の店員。
【エルスペス】洋裁店の縫製主任。
【マーリーン、ネリー、マーガレット】洋裁店の縫い子。
【アリシア・クーム】洋裁店の店長。
【ミセス・グローブズ】掃除婦。
【フェローズ・ブラウン夫人】洋裁店の特別な客。
【リー卿夫人】洋裁店の客。

■教会で死んだ男 Sanctuary

【ダイアナ・ハーモン(バンチ)】チッピング・クレグホーン村の、牧師の妻。
【ジュリアン・ハーモン】牧師。ひょうひょうとした、学者ふうの態度の男。
【グリフィス】医師。
【ハーパー】教会の手伝い。
【ジョーンズ】教会の手伝い。
【エクルズ】でっぷり肥えた陽気な男。
【エクルズ夫人】品のないおちょぼ口の安っぽい感じの女。
【ウイリアム(ビル、ウイリー)・サンドボーン】エクルズの妻の弟。

【ジェーン・マープル】バンチの名づけ親。探偵好きの老婦人。
【レイモンド】マープルの甥。
【ジョーン】レイモンドの妻。
【グラディス】以前、マープルのところで働いていた娘。すなおで、まめに働く。
【アーニー】グラディスの夫。

【エドウィン・モス】長身で、浅黒い肌の立派な服装の男。
【ウォルター・セント・ジョン】チャリントン刑務所から脱走した男。
【ミセス・ジェイコブ】ウォルター・セント・ジョンが脱走後に接触した、中年すぎの女性。
【ゾビーダ(メアリー)】ダンサー。
【マンディー】チッピング・クレグホーンの老夫婦。
【ジル】マンディーの家に住む娘。
【バート夫人】ハーモン家の友人。

【ヘイズ】巡査部長。
【アベル】巡査。
【クラドック】警部。


クリスマス・プディングの冒険

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The Adventure of the Christmas Pudding (1960)

クリスティー文庫63 橋本福夫・他訳 2004年

クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥972
Amazon.co.jp
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【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

■クリスマス・プディングの冒険 The Adventure of the Chiristmas Pudding

【ジェズモンド】薄くなりかけた鳶色の髪、青白いきまじめな顔の男。
【アリー】東洋の国の王子。コーヒー色の顔をした若い男。

【ホレイス・レイシイ】大佐。キングス・レイシイの主。太い眉毛、赤ら顔の大きな男。
【エミリーン(エム)・レイシイ】ホレイスの妻。70歳近く婦人。しゃんとした体、雪のような白い髪、ピンク色の頬、青い目、おかしなかっこうの鼻、意思のしっかりしていそうな顎。

【セーラ】レイシイ夫妻の孫(息子の娘)。デズモンドに夢中になっている娘。20歳。赤い髪。
【コリン】レイシイ夫妻の孫。中学生。ブルネット。レイシイ夫妻の資産の多くをつぐことになっている。
【ブリジェット】レイシイ夫人の姪の娘。活気にあふれた黒い髪の少女。

【ペヴレル】レイシイ家の執事。忠実な80歳の年寄り。
【ロス】クリスマスに手伝いに来るコックのおばさん。大柄で品位のある婦人。
【アニイ・ベイツ】台所の手伝い。亜麻色の髪の娘。

【デイヴィッド・ウェルウィン】レイシイ家おなじみの青年。堅実そうなもの静かな男。
【デズモンド・リーウォートリイ】現代風の青年。髪を長めにのばしている。

【マイケル】コリンの友人。金髪。
【ダイアナ・ミドルトン】ととのった顔だちの少し気性の激しそうな女性。22歳の未亡人。

【エドウィナ・モアクーム】セーラの名づけ親。
【ホープ】この家の娘が、デズモンドともう少しで結婚するところだった。

【ティビッツ】レイシイ夫人の初恋の相手。
【ホジキンズ】地元の年寄。

■スペイン櫃の秘密 The Mystery of the Spanish Chest

【ミス・レモン】ポアロの有能な秘書。48歳。姉がいる。
【ジョージ】ポアロの従僕。

【チャールズ・リッチ少佐】裕福な独身者。48歳。がっしりとした顎、とがった頭、日焼けした痩せがたの顔。筋骨たくましい体。
【アーノルド・クレイトン】大蔵省の官吏。リッチの親友。
【マーガリータ・クレイトン】クレイトンの妻。広い額と、翼のように生えた黒髪、間隔のひろい二つの眼。象牙色の皮膚。特徴的な顔だち。
【ジョック・マクラレン中佐】リッチとクレイトン夫妻の古くからの友人。色の浅黒い、無口な男。いかついが明るい顔をしている。
【ジェレミイ(ジム)・スペンス】下級公務員。37歳。明るい顔だちの分別のありそうな男。
【リンダ・スペンス】ジェレミイの妻。
【ウィリアム・バージェス】リッチ少佐の通いの召使い。37,8歳。蒼白い顔をして、痩せ気味、薄青い目。

【アビイ・チャタートン】ポアロの友人。社交界の有名人。活力あふれる婦人。
【チャタートン卿】上院議員。アビイの夫。
【ジョンストン】クレイトンの仕事仲間。

【アダムズ】ミス・レモンがかつて取り引きしていた銀行の支配人。
【アダムズ夫人】アダムズの妻。

【ヘイスティングス】ポアロの友人。ポアロの回想でのみ登場。

【ミラー】クレイトン事件を担当している警部。

《ポアロ憧れの婦人》
p108
彼にもかつて、ロシアのさる伯爵夫人に・・・が、今ではこれも遠い昔の話。若気のいたりというところであった。
→ヴェラ・ロサコフ伯爵婦人のことであろう。
教会で死んだ男の「二重の手がかり」で初出、
ビッグ4(1927)、ヘラクレスの冒険(1947)の「ケルベロスの捕獲」に登場。
愛国殺人(1940) でも回想として名前のみ出ている。


《日本の文化に関するもの》
p171
(リッチの家の居間)壁には日本の版画のセットがかかっている。

■負け犬 The Under Dog

【ルーベン・アストウェル卿】気難しい男。モン・ルポ荘の持ち主。
【ナンシー・アストウェル(アストウェル夫人)】ルーベンの妻。

【リリー・マーグレイブ】アストウェル夫人の話し相手兼秘書。金髪で、ちょっと顎のとがったかわいい顔のしとやかな娘。ダーク・ブルーの目。
【チャールズ・レバースン】ルーベンの甥。

【ビクター・アストウェル】ルーベンの弟。大きな男。

【オーエン・トレファシス】ルーベンの秘書。顔色の悪いやせた青年。顎がくびれた顔で、鼻眼鏡をかけている。32,3歳ぐらい。
【パースンズ】ルーベンの執事。よく訓練され、感情を出さない。
【グラディス】リリーを担当しているメイド。

【ジョージ】ポアロの従僕。背が高く、顔色は青い。
【ジェミナ】ジョージの伯母。意地悪な女。

【ミス・ラングドン】モン・ルポ荘の近くにあるゴルフ・ホテルの女主人。
【スウォン大尉、エルキンズ、ブラント少佐、ベンスン】ゴルフ・ホテルの客。
【ミス・コール】マイター・ホテルの女主人。
【パースシャ公爵夫人】アメリカへ渡った婦人。
【ハンフリー・ネイラー大尉】マイター・ホテルの客。

【メイヒュー】チャールズ・レバースンの弁護士。かわききった感じの、用心深いやせた紳士。
【カザレ】ハーレー街の医者。丸顔の快活そうな小男。

【ミラー】スコットランド・ヤードの警部。

【ヘイスティングス】ポアロの回想でのみ登場。

■二十四羽の黒つぐみ Four-and-Twenty Blackbirds

【ヘンリ・ボニントン】ポアロの友人。
【モリイ】キングズ・ロードの料理店ギャラント・エンデヴァのウェイトレス。

【ヘンリ・ガスコイン】階段から落ちて死亡した老人。69歳。
【アンソニイ・ガスコイン】ヘンリの兄。
【アメリア・ヒル】アンソニイの家政婦。
【ジョージ・ロリマー】ガスコインの甥。医者。髭をきれいに剃りあげた、中肉中背の男。髪は褐色、青白い目。

【マカンドリュウ】キングズ・ロード近くの医者。長身で赤毛のスコットランド人。

■夢 The Dream

【ベネディクト・ファーリー】百万長者。ロンドンのノースウェイ館の持ち主。痩せた体、カギ鼻。変わり者。
【ルイズ・ファーリー】ベネディクトの後妻。ベネディクトよりだいぶ若い。黒みがかった髪の美人。
【ジョアンナ・ファーリー】ファーリー夫妻の娘。髪が美しく、顔にそばかすがある。鼻が高く、顎がはっている。利口そうでするどい目。

【ヒューゴー・コーンウォージィ】ファーリーの秘書。身だしなみのよい美青年。
【ホームズ】ファーリーの執事。

【スティリング・フリート】医者。ポアロの知り合い。背が高く面長な青年。
【アダムズ、ストッダート】ファーリーの客。

【バーネット】警部。思慮深げな軍人タイプ。

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【ジェーン・マープル】探偵好きな老婦人。

■グリーンショウ氏の阿房宮 Greenshaw's Folly

【レイモンド・ウェスト】小説家。
【ジョーン・ウェスト】レイモンドの妻。
【ルイザ(ルー)・オクスリー】ジョーンの姪。夫に死に別れ、子供が二人いる。

【ホレイス・バインドラー】レイモンドの客。文芸評論家。怪奇なものの写真コレクションをしている。

【ナサニエル・グリーンショウ】金持ちに成り上がった人物。
【キャサリン・ドロシー・グリーンショウ】グリーンショウの孫。
【ローラ】キャサリンの姉妹。牧師補と結婚した。
【ネッティ】キャサリンの姉妹。
【ハリー・フレッチャー】ネッティの夫。馬術の教師。
【ナット・フレッチャー】ネッティとハリーの息子。俳優。

【アルフレッド・ポロック】庭師。
【トマス・ポロック】アルフレッドの祖父。

【ミセス・クレスウェル】家政婦。ミス・グリーンショウの青く染めた髪を高くゆいあげ飾り立てている。公爵夫人きどりの格好。

【ネイスミス】ミス・マープルの知人。養蜂を商売にしていた。
【イースタリー将軍】ミス・マープルの古い友人。

【ケイリー】巡査部長。
【ウェルチ】警部。

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白昼の悪魔 Evil under the Sun(1941)

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クリスティー文庫20 鳴海四郎訳 2003年

白昼の悪魔 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥778
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【エルキュール・ポアロ】私立探偵。

-- ジョリー・ロジャー・ホテルの滞在客 --
【オーデル・C・ガードナー】アメリカ人。口数の少ない男。灰色の目。
【ガードナー夫人】おしゃべりな婦人。

【バリー少佐】インド軍退役。思い出話の多い男。
【スチーブン・レーン】50歳代、長身の元気旺盛な聖職者。日焼けした顔。
【エミリー・ブルースター】スポーツマンタイプの女性。白髪まじり、日焼けした顔で、声が太い。
【ロザモンド・アン・ダーンリー】一流のドレスメーカー。サロン・ド・ローズ・モンドで知られている。波うった黒髪。

【ケネス(ケン)・マーシャル】大尉。40歳ぐらい、金髪、ブルーの瞳、日焼けした体、感じのいい顔だちの男。
【アリーナ(ヘレン)・マーシャルスチュワート)】元女優。美しくブロンズ色に日焼けしている。赤褐色のカールした髪、つり上がった濃いブルーの目。
【リンダ・マーシャル】ケン・マーシャルの娘。赤茶色の髪の毛、緑がかったグレーの目。

【パトリック・レッドファン】明るく快活な好青年。ブロンズ色に日焼けした体、広い肩幅、青い目。
【クリスチン・レッドファン】銀色がかったブロンド、白い肌。
【ホレス・ブラッド】大柄の男。赤ら顔、赤っぽい髪の毛でてっぺんが禿げている。

【カワン】子連れの家族。少佐、妻、娘のパメラ、息子のロバート、エバン
【マスターマン】子連れの家族。夫妻、エドワード、娘のジェニファ、ロイ、息子のフレデリック
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-- ジョリー・ロジャー・ホテルのスタッフ --
【ミセス・カースル】ホテルの経営者。40歳前後、大きなバスト、きつい赤毛の髪。
【ジョージ】海水浴場係。
【ウィリアム】庭師。
【ヘンリー】バーテンダー。
【アルバート】ボーイ長。
【アンドルー・バストン】マスターマン家とカワン家の船遊びの案内人。
【グラディス・ナラコット】ルーム・メイド。30歳前後。
【エルジー】使用人。
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【ロジャー・アンメリング】船長。1782年にデヴォン州レザーコム湾のスマグラーズ島に邸宅を建てた。
【アーサー・アンメリング】ロジャーの子孫。1922年、島の邸宅を改造し、ジョリー・ロジャーホテルを開業した。

【ルース・マーチンデール】夫の殺人容疑で裁判にかけられた。リンダの母。
【コドリントン卿】アリーナをめぐって離婚した男。
【ロバート・アースキン卿】アリーナに全財産を譲った人物。

【ケルソー】クック旅行者のスタッフ。ガードナー夫妻の旅行を世話した。
【コーネリア・ロブスン】ガードナー夫妻の友人。バーデンホフに住んでいる。→「ナイルに死す
【リネット・リッジウェイ】エジプトの事件の被害者。コーネリア・ロブスンの知り合い。→「ナイルに死す
【アイリン】ガードナー夫妻の娘。
【ライランド】アリーナの友人。

【ネリー・パーソンズ】殺人事件の被害者。
【アリス・コリガン】殺人事件の被害者。
【エドワード・コリガン】アリスの夫。
【デブリル】アリスの死体発見者。体育教師。

【ヘイスティングス】ポアロの友人。後日談としてのみ登場。
【ワレス】妻の殺人事件で有罪判決が出た男。
【ジャップ】警部。ウェストン警部の話としてのみ登場。

【ニーズドン】医師。
【ホークス】巡査。
【フリント】巡査。
【フィリップス】コルゲートの同僚。
【ヒールド】コルゲートの同僚。
【コルゲート】警部。ぶこつな顔だち、鋭い目つき。
【ウェストン】警視正。州警察本部長。

《ポアロの好みの女性》
p35
彼は自分でも認めているが、それまでに出会ったどの女性にもおとらずロザモンド・ダーンリーを賛美していた。彼女の名声も、優雅なな姿態も、その誇らしげなスキのない頭のもたげ方も好きだった。品よく波うっているつややかな黒髪や、皮肉のこもった微笑などもの好みに合っていた。

《日本に関係するもの》
p106
エミリー「ミス・ダーンリーよ、たぶん。日本的な日傘を持ってるのはあの人にきまってる」

《どの話についてか?》
p116
ポアロ、ウェストンに「これはこれは。セントルーの事件以来だ、まったくお久しぶり」
ウェストン「いまだにわからないのは、あの葬式の一件できみがどうやってわれわれを出し抜いたかだ。」

《献示》
ジョン

無実はさいなむ Ordeal by Innocence(1958)

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クリスティー文庫92 小笠原豊樹訳 2004年

無実はさいなむ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥972
Amazon.co.jp
【アーサー・キャルガリ】地理学者。約二年間、南極探検に参加していた。少し前かがみの肩、胡麻塩の髪の痩せた男。38歳。

【レイチェル・ルイーズ・アージル】資産家。活動的な婦人。
【リオ・アージル】レイチェルの夫。存在を感じさせない薄い印象の男。
【グェンダ・ヴォーン】リオの秘書。37,8歳ぐらい。たっぷりとした体つき、黒い目と髪。活気にあふれ、知的な印象。

【メアリ(ポリー)・デュラント】アージル家の養子。27歳。青い目。背が高く、落ち着いた女性。
【フィリップ(フィル)・デュラント】メアリの夫。元パイロット。足が不自由で車椅子を使っている。

【マイケル(ミッキー)・アージル】アージル家の養子。23,4歳ぐらい。浅黒いハンサムな顔。自動車のセールスマンをしている。
【ジャッコ(ジャック)(ジャッキー)・アージル】アージル家の養子。
【ヘスター・アージル】アージル家の養子。青い目、黒髪のアイルランド系の顔。
【ティナ(クリスティナ)・アージル】アージル家の養子。レッドミンの州立図書館に勤めている。暗青色の髪、黒い肌、小さな体つき。

【カーステン(カースティ)・リンツトロム】アージル家の家政婦。のっぺりとした素朴な顔の中年婦人。黄味がかった白髪のちぢれっ毛が頭頂のあたりで束ねられている。スウェーデン人。

【モーリン】ジャッコの妻。小柄な金髪娘。青い目、濃く引いた眉、安っぽいパーマをかけている。映画館の売り子。
【ジョー・クレッグ】モーリンの新しい夫。電気の仕事をしている。くちびるの薄い、金髪の青年。

【ルードルフ・コンスタム】レイチェルの父。大富豪。

【ピーズマーシュ】レッドミンにいる聖堂参事会員の老人。キャルガリが訪ねた。
【ボットルベリ夫人】ジャックの持っていた紙幣に書かれた名前。
【ハーモン】犯罪者。
【リジー・ボーデン】事件の関係者。
【マシリーニ枢機卿】リオの知り合い。子文書に興味を持っている。
【アーニー】ミッキーが養子になる前の家族。
【ハリー】ミッキーの母親の恋人の一人。
【ミセス・カーデン】デュラント夫妻の家の通いのお手伝い。
【ウォーバラ】キャルガリが9歳の時の先生。
【ポーチ】キャルガリが9歳の時の友人。

【シリル・グリーン】車を目撃した少年。
【グリーン夫人】シリルの母親。
【ミセス・ナラコット】村の婦人。

【マクマスター(マック)】老医師。ふさふさした眉毛、するどい灰色の目、喧嘩っ早そうな顎。
【ドナルド(ドン)・クレイグ】真面目な若い医者。
【アンドリュウ・マーシャル】マーシャル・アンド・マーシャル弁護士事務所の弁護士。

【フィニー】警察本部長。
【サー・レジナルド】公訴局長。
【グッド】巡査。
【ヒュイッシ】警視。背の高い、陰気な顔の男。

《献示》
ビリー・コリンズ

鉢、四連続

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浅めの鉢を続けて作りました。
煮物をドンと盛ってもいいし、
深すぎないので
一人用のパスタ、カレーなどにも使えます。
浅い鉢で海鮮丼なんかもちょっとおしゃれですよね。

まずは、前回の記事で生粘土状態の写真を載せていた作品二つ。

いい色ですね~
黒いポツポツがかっこいい!

(還元焼成、唐津土、釉薬:教室オリジナル、22cm×6cm)

また白マットを濃くかけてしまったので
重なったとこはボコボコです・・
この質感は悪くないんですが、
形に凝った器なのでもっとシンプルに仕上がって欲しかった。
ま、いいけど。

(還元焼成、唐津土、釉薬:白マット、22cm×6cm)

片口の鉢、「この口は何に使うの?」と聞かれますが
私としてはただの飾りです。
何かしっかりした由来があるんですかねー?
勉強不足で分かりません。
使ってる時は、煮物の煮汁を銘々皿に注ぐこともできますが
・・あまりしません。

少しゆがんでしまいましたが・・
以前これとほぼ同じものを作りました。
とっても使い勝手の良い色です。

(還元焼成、釉薬:黒マット&黒、22cm×6.5cm)

白化粧で軽く刷毛目をつけたのが、
うっすら出たらいいなあと思ったら、想定外で
ボコボコ釉薬にデロデロと模様が加わって
なかなか不気味な仕上がりになりました。
でも、こういうのも案外料理を載せるとしっくり来る、
・・・ことも、あります。

(還元焼成、釉薬:黄いらぼ、24cm×6.5cm)

鉢作り、一番好きかも。

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